日々のこと

読書と文具たまに旅行。趣味と仕事の両立が永遠のテーマ

読みました(活字本)

「不安と闘う術を知らないビジネスマンは、若くして死ぬことになる」

『道は開ける(デール・カーネギー)』を読みました。「今更なんですけど」なんて、ついつい言いたくなる恥ずかしさがありますね…! 新訳 道は開ける 角川文庫 作者: D・カーネギー,田内志文 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店 発売日: 2014/12/10 メデ…

辞書を読むのは、楽しい

仕事が終わった開放感とともに駅に向かっていると、いつの間にか本屋に吸い込まれている。駅の手前にあるオフィスビルに、テナントとして中規模のチェーンの書店が入っているのだ。「また来ちゃった」と思いながら、雑誌や単行本・文庫本の棚をひやかして歩…

『世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書(林 雄司)』感想

内容はタイトルそのままに『世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書』。著者は「デイリーポータルZ」ウェブマスターの林 雄司氏。 世界のエリートは大事にしないが、普通の人にはそこそこ役立つビジネス書 (扶桑社BOOK…

インドからポルトガルまでバイクで駆け抜ける!『珍夜特急(クロサワコウタロウ)』感想

旅行が好きだ。それほどしょっちゅう出かけることはできないのだけど、それでもやっぱり好きだと言いたい。初めて足を踏み入れる街の空気を思いっきり吸って、見慣れぬ町並みを眺めるのが何よりも大好きなのです。 国内旅行もワクワクするけれど、私にとって…

『 家のない少年たち 親に望まれなかった少年の容赦なきサバイバル(鈴木大介)』感想

貧困に悩む女性がいるのはわかった。それじゃ、男性はどうなんだろうか。貧困に男女差は、ない。その疑問を紐解くヒントのひとつとなるのが、鈴木大介氏の『家のない少年たち』だと思います。 家のない少年たち 作者: 鈴木大介 出版社/メーカー: 太田出版 発…

明日は我が身。『女性たちの貧困 “新たな連鎖"の衝撃』感想

『女性たちの貧困 “新たな連鎖"の衝撃』を読みました。これは、ヒトゴトじゃない。今は「ささやかな趣味を楽しみつつ、自分で自分を食べさせられる程度」の生活はしているけれど、貧困に悩む生活にいつ陥ってもおかしくない…そう思いました。 『女性たちの貧…

乾物を使ってヘルシー食!『元気食 実践マニュアル155(魚柄仁之助)』感想

散々ぼやいているように、家から会社までドアツードアで2時間という呪いにかかっている。 わが近所のスーパーは自信たっぷりに「夜9時まで営業」の看板を掲げているけど、それじゃ間に合わないんだよ!と首根っこ掴んで言いたくなりますね!(スーパーの首根…

「英語となかよくなれる本(高橋 茅香子)」を読んで、おそるおそる英語に近寄ってみる

2015年に入ってからもう2週間。それとも、まだ2週間?今年の目標に「英語ができるようになる」なんて項目を入れた方もいるでしょう。私です。 昨年から継続です。いつになったらその目標は達成できるのか。そもそも「できる」ってなんだ…? 中学高校と6年間…

読書のきっかけ作りとしての文庫目録

文庫目録を読むのが楽しい。 目録というのは要するにそのレーベルで現在入手可能な本のリストのこと。本のタイトルと著者名、価格、簡単な解説がひたすら並んでいるだけのものです。書店の棚にぶら下がっていたり、ちょこんと置いてあったりもします。文庫と…

「読書は一冊のノートにまとめなさい」っていうから半年間やってみた結果

夏の終わりごろに『読書は1冊のノートにまとめなさい』を読んでみました。 『読書は1冊のノートにまとめなさい』は、累計50万部突破のベストセラー『情報は1冊のノートにまとめなさい』の著者、奥野宣之氏による読書術本です。2008年に出版された『読書は1冊…

2014年当ブログで人気のあった書籍ランキング

流行にのって(?)当ブログで人気があった書籍ランキングを書いてみました!電子書籍(Kindle)と紙の書籍の売上冊数の合計値で順位を決めています。 同じ冊数売れた本が複数あるので、9位などという中途半端な位置から始まっていますが、以下からどうぞ。 9…

朝の通勤電車を一本早めたら世界が変わった

朝ってどうしてあんなに忙しいんだろうね。朝ごはんの用意をして食べて片付けて、身だしなみも整えなきゃいけないし、日によってはゴミを出しにいかなきゃいけない。やらなきゃいけないことがギュっと詰まっているから、夕方に比べて時間の進み方がものすご…

やる気の出ない冬の日には、薄曇りエピソード満載の「負ける技術」を読もう

寒い季節になると、気分が落ち込みやすくなる人が出てくるという。私がそれに当てはまるか否かはわからないけれど、体にだる~い感じがまとわりついているような気がする。要するに、やる気が出ない。 そんなときに読むのが「負ける技術」です。「ガツガツと…

33歳の一女性の生活を綴った『壇蜜日記』 感想

同じ年齢ということもあって、「壇蜜」という存在が気になる。著作を読めば、妖艶に微笑む彼女の秘密もわかるのだろうか…。そう思って、先月発売した『壇蜜日記』を読んでみたのですが、いやぁこれがまた面白かった。 壇蜜日記 作者: 壇蜜 出版社/メーカー: …

ネット依存症はボケにつながる!?『フリーズする脳―思考が止まる言葉に詰まる(築山節)』感想

『フリーズする脳―思考が止まる言葉に詰まる(築山節)』を読みました。今まで意識していなかった自分の脳について考えるきっかけになって楽しく読めたのと同時に、自分が将来ボケてしまわないかものすごく怖くなってしまいました。 「えーっとアレだよアレ…

渋沢栄一の人生哲学をSFエンタメ小説で学ぶ「渋沢栄一の経営教室 Sクラス」感想

面白かった。勢いに乗って最初から最後まで一気に読んじゃった! いったい何を読んだのかって?それは、「渋沢栄一の経営教室 Sクラス」です。 先日、渋沢栄一の邸宅があった飛鳥山公園に行ったのをきっかけに、関連図書を読んでみよう期間実施中なのです。…

短期間で試験に合格する勉強法『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』

短期間で試験に合格する勉強法『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』 2ヶ月で検定試験に合格する必要がでてしまいました。さて、どうしよう。 そもそもどうやって勉強を進めたものか。テキストと問題集を使うような勉強が久しぶりすぎて弱った…

「私ってオヤジっぽい」と自己申告する女性の謎

「私ってオヤジっぽい」って良く言われるんです。という女性って今でも生息しているのでしょうか。このような宣言をする女性は苦手だ。穏やかでない言い方をすると、イラァッてしますね!それは何を主張したいの?変わった自分アピールっすかぁ?みたいな。「…

「人に頼りたくない」のも「弱みを見せたくない」のもあなたが人を信じていないからだ…なのか?

どちらかといえば、人に頼み事をするのが苦手な方です。「わたしのために時間を割いてもらうのは申し訳ない」と卑屈に思うことがあれば、「いやいや自分がやったほうが早いし」と調子に乗ってる時もあるわけですが。でも、それって長期的に見たらどうなのか…

ボールペン1本でイラスト描き描き…楽しい!「ボールペンだけで描ける!簡単&かわいいイラスト」を読んで真似して描いてみました

「ちょっとした小さなイラストが描けたらいいな」と思うことってありませんか?私はあります! たとえば、手帳のアクセント。これからの予定をイラストで表現してみたら、手帳を開くたびに楽しい気分になれるかも。それから、ブログに手書きのイラストを添え…

ブログの文章をどう書き出したものか問題

ブログ記事はどう書きはじめるべきか。これが本当に難しい。 いい感じにスタートダッシュを切ることができれば、そのあともスィーっとリズムに乗って文章を書くことができる。文章の道筋に沿っていけば、なんなくゴールまでたどり着ける。スタート地点であー…

「先生を教室でユスるべし」過激で、真面目で、楽しい三島由紀夫の『不道徳教育講座』

三島由紀夫ってこんなにくだけたことを書く人物だったのか。個人的には気難しそうなイメージを持っていたもので、この『不道徳教育講座』はなんとも意外な一冊だった。『不道徳教育講座』が週間明星で連載を開始したのは、「金閣寺」が第8回読売文学賞受賞を…

ブログを開設したものの、書くことが浮かんでこない。どうすれば良いのでしょうか。

どうせブログを運営するならば、自分にしか書けないものを書きたい。でも、自分にしか書けないものってなんだろう。そんな風に思って、ブログの更新がぱたりと止んでしまうことがある。 こんなときには「思う」よりも「思い出すこと」が肝心だ。 はてなブロ…

相手の心を閉ざす対応と心を開く対応と

たまたま見つけたこのツイート。「子供が心を閉ざす親の対応」を図にまとめたものらしい。 PTAの講演会があった。その中で「子供が心を閉ざす親の対応」というのを、親達が子供役になって体験してみたら、想像以上にキツくてびっくりした(^o^;) pic.twitter.com…

こんなにも特別な僕が認められないのは世間がクソすぎるから。『地下室の手記』感想

『地下室の手記』を読んだ。すごかった。圧倒された。 自意識をこじらせすぎて、がんじがらめになってる人の頭の中はこうなってるんだろうか?かつての私もこんな風だったんだろうか…。脳裏によみがえるのは、かつての黒歴史。『地下室の手記』は、もうやだ…

「真剣に話をきくこと」について考える

「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」を読んだ。ベストセラービジネス書「7つの習慣」をより分かりやすく訳しなおしたものだそうだ。 「7つの習慣」って色々なところで「良い本だ!」とはきくのだけど、あまりにも厚く、それなりのお値段がするのでいまいち手…

自衛隊メンタル教官に教わる「怒り方」7つのステップ/『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れを取る技術』感想

怒りというのは激しい感情だ。だからこそ、怒るほうも怒られるほうもエネルギーを消耗して疲れてしまう。なるべくならば怒りとは無縁でいたいところだけど、なかなかそうもいかなくてねぇ…。 自衛隊のメンタル教官である下園壮太さんの著書『自衛隊メンタル…

私は私を信用できない。もしかしたら大人のADHDかもしれません

私の困った特徴として、「忘れっぽい」「うっかりもの」というものがある。小学生のころから通信簿には「早とちりが多い」と書かれ、当然忘れ物の常習犯だ。机の奥深く忘れられた*1プリントもよくあった。大人になったらどうにかなるかと思いきや、残念なが…

グズグズと言い訳ばかりの先延ばし癖はおしまい!自分で自分の尻をたたく5つのテクニック

3月に引っ越しをした。引っ越しの準備は、本当に面倒で面倒で面倒だった。 頭の中にあるやるべきリストにどーんと居座る「引っ越しの準備」という大きなカタマリは、手をつけるのが億劫で仕方なかった。巨大な敵と戦わないといけない気分になって、「あー…ま…

脳のパフォーマンスを上げるため、東スポメソッドで乗り切ってみる

本を読んだときに「ふむ」と思った部分をメモっている、読書メモ帳というものがありまして。それをぱらぱら見てたら「否定的な言葉は脳のパフォーマンスが落ちる」と書いてあったのです。これは「脳に悪い7つの習慣」を読んだときに書き留めたもの。 否定的…