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日々のこと

特にありません

仕事で檀蜜をやってる30代女性「サイトウさん」の日記である『檀蜜日記2』を読みました


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消えろ、勘違いすんな、不祥事起こしていなくなれ……手垢だらけの悪口には新鮮な柿がよく合う。

"常に「需要ない、代わりいる、飽きた」が枕詞になっている壇蜜"による、2冊目の日記を読みました。タイトルは『壇蜜日記2』。

壇蜜日記2 (文春文庫) 

「壇蜜ってアレでしょ、エロと下品の間にいてオッサンが好きそうな…」と思ってページを閉じそうになったあなたちょっと付き合いなさい。なぜかって?淡々とした自虐とユーモア、攻撃性が混ざった、小気味良い彼女の文章を体験してもらいたいからです。

『壇蜜日記2』は、"檀蜜をやっている"齋藤さんの日記

『壇蜜日記2』では、前作に引き続き仕事として"檀蜜をやっている"齋藤さんの日々をつづっています。タレントが仕事という30代半ばの女性の日記、というスタンス。「タレントの○○さんと遊んで~」みたいな文章は1行たりとも出てきません。

1日の文章量はそれほど多くないのだけど、まさにイイところを突くような表現に感嘆せずにはいられません。大胆な告白が突然登場するのには、思わずドキっとしてしまいます。対象を冷静に見つめながらも、ちょっとひねくれた文体なのがかわいらしい。

攻撃性は自分自身へも

『檀蜜日記2』に収録されているのは、2014年の夏から2015年の夏まで。

この頃はバッシングがひどかった時期なんでしょうか。文章の中に、自分自身を痛めつけるような表現が目立ちます。

死んでほしいと言われた。世間からの評価は干された消えた。気持ち悪いという評価は慣れている。バッシングを受け流そうと「こんなことは大したことではない」と強がる文章の向こう側から、不安な気持ちが伝わってきます。

真摯にタレントとしての仕事に取り組んでいる姿がこの本から見えてくるだけに、読んでいて余計に心が傷んでくる。「そんなに自分をいじめるんじゃないよ…」と声をかけたくなってしまう。

壇蜜日記が好きだ

おキャット様の久石(クインシー)と熱帯魚をとことん愛しているところ好きだ。祖母と母を気にかけている様子が見えるのもいい。このおばあさまが" 人間でも猫でもお転婆娘を「豪傑」や「山賊」と表現する"というのもナイス。強そうですてき。

「二度寝は生きる意味の一つ」と、睡眠に対して強い気持ちを持っているのも良い。固い握手を交わしたい。

もっと彼女の文章を読んでみたい。『檀蜜日記3』、待ってます。

関連書籍

壇蜜日記 (文春文庫)

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