『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』を読んだら美術館にすごく行きたくなった
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先日書店で見かけた『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』。今の気分にすごくマッチしていて、タイトルを見ただけでぐっとひきこまれてしまいました。
というのも、美術館に行っても「なんだか消化不良…?」というモヤモヤ感があったから。
それは「たぶんすごいんだろうけど、よく分からん…」という気持ちになることが多いんですよね。知識が足りない?いや、それは分かるんだけど!
この『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』を読んでまず気がついたのはひとつ。
美術館に行くときには「よし!行くぞ!!」と妙に気合いが入ってる自分がいたということ。「作品を見る」という行為に対して、礼儀正しく向かわなきゃいけないような気持ちになっていたんですね。
だけど。もっと気軽に遊びに行くような気持ちで行っていいんだよ、とこの本はそっと背中を押してくれました。
美術館の楽しみ方は、ただ展覧会を見るだけではありません。カフェでのゆったりとした時間。あるいは平日の独特の雰囲気など、美術館が持つさまざまな表情には多様な楽しみ方があります。
さて、美術館に行こうじゃないか
それなら、早速美術館に行ってみようではないか。そう思って選びがちなのが、ビックなタイトルのやつですね。
何しろ作者が有名だ。見たことあるものを生で見られるぞ、と。
でも、それは美術館初心者にはイマイチな選択なんですって。
逆に、初めにあまりおすすめしないのは人気の高い展覧会から見に行く方法です。多くの観客が押し寄せて押し合いへし合いで疲れただけという結果になりかねません。
ここを読んで若冲展の騒ぎ?のことを思い出しました。TwitterのTL見てるだけで行く気を無くしてしまったんで、結局行かなかったんですけども。
それでも、ながーーーい行列に並んだ経験はあります。ダリ、マグリット、モネ、エッシャーなどなど。最近?だと鳥獣戯画とか。
美術の教科書に出てくるような名前が出てくる展覧会は、だいたい並びますよね…。
そういうわけで、オススメなのは小規模の美術館ということになります。適度に空いていて、自分のペースでゆったりと見てまわれて良い。気になった作品をまた見よう…と行ったり来たりしても怒られなそうだ(当然、出口から出てはダメだけど)。
間違っても人の後頭部ばかり見てた…なんてことにもならないし。
『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』はこんな人におすすめ
難しいことは分からないけど、少しでも美術館を楽しんでみたい。
そんな気持ちがある方にはぴったりだと思います。
イヤホンガイドの使い方や「バイヤー気分で見てみよう」なんて遊び方も提示してくれちゃいます。