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語彙力が増えると世界が変わる!?『語彙力こそが教養である』(齋藤孝)を読みました


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『語彙力こそが教養である』(齋藤孝)を読みました。いやぁ、面白かった。

「語彙のインプットとアウトプットを繰り返すなかで教養あふれる大人になることが、本書の目的」という本です。

便利な言い回しを多用してしまう人に対する指摘部分は、まるで学校の先生にピシャリとやられたかのような気持ちになったし、来年の目標として意識して改善していかなきゃいけないなと改めて思いました。本書で紹介された本も、どうにも気になってしまって。読み終えるのを待たずに、早速いくつか注文してしまいました。

そういうわけで。『語彙力こそが教養である』は、読み終えるころには私の行動にすっかり影響を与えまくった本になっていたのです。

語彙力こそが教養である (角川新書) 
「これヤバイよね!」
「ヤバイ、ヤバイ!」

語彙力の少ない人同士の会話でありそうなのが、これ。単語だけで会話している。傍から聞いてても、何を言っているのか分からない。

「ヤバイ」「すごい」「面白い」は使いやすいキーワードだけど、何がどう「ヤバイ」のかちっとも伝わってこない。

こういうキーワードだけの会話だと、話し手だけが「ヤバイ、ヤバイ」と盛り上がっていて、聞き手が白けるということになってしまうかも…。

そんな寒い状況に陥る羽目にならないようにするには、「語彙を増やすべし」ということになります。

では、語彙を増やすためにどうしたらいいのか。齋藤先生のおすすめの方法は「素読」。つまり声に出して本を読むということです。

これは魚住りえさんが『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』で書いていたのと同じですね。複数の人(っていっても2人だけど)が言ってるんだから、語彙を増やすにはいい方法なんだろうな。

『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』の感想はこちらに書きました。
日本語の語彙力を増やしたいなら、朗読をするのが一番効果的 - 日々のこと

『語彙力こそが教養である』で良かったのは、音読にオススメの本を具体的に挙げていること。早速、三島由紀夫と谷崎潤一郎を注文しました!(谷崎潤一郎は「ウヒョ~エロい~」って悶えながら音読するはめになりそうだけど)

そうそう、『語彙力こそが教養である』に出てくる、『不道徳教育講座』面白いよ!内容も難しくないし。
「先生を教室でユスるべし」過激で、真面目で、楽しい三島由紀夫の『不道徳教育講座』 - 日々のこと

語彙力が増えると、言葉での表現の幅が広がることに繋がります。

例えば。8色の絵の具しか使えない状況と、200色もの絵の具が使えるのとでは、できあがる絵に大きな違いができますよね。後者の方が、より色彩豊かでディテールがはっきり伝わる絵が描けるようになります。

この「200色の絵の具が使える状態 」というのが、語彙力が身についているということ。

齋藤先生によると、「語彙が増えれば世界が変わる」のだとか。私は、その変わるという世界を見てみたい。

語彙力こそが教養である (角川新書)

語彙力こそが教養である (角川新書)

余談

最後の「洗練された言葉づかいを身につける」の章で、教養の深い男がモテる時代が来るのではないか?と書いています。

単なる雑学王じゃないですよ。体系立てた知識を持って、自分なりの考えを持つ教養人です。そう言われてみると、教養のある人ってすてきかもしれない…!