長期休暇明けの仕事を更に嫌なものにする「ネガティブなセルフトーク」
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5月6日をもって、私のゴールデンウィークが終わりました。
好きなだけ寝る!遊ぶ!!気が付いたら財布が軽くなってる!!という恐ろしい日々を過ごし給料日までの日数を数えている状況であります。
休みが終われば、当然仕事がやってきます。
好きなことを好きなようにやっていた素敵な毎日とはお別れ。TwitterのTL上が「仕事行きたくない」の悲痛な叫びで埋まる。今日の空の色がイマイチなのは、みんなの仕事行きたくない念が集まったせいなのかもね…。
でもさー、と思うのです。
仕事行きたくない、仕事嫌だ、だるい、休みたい…と思えば思うほど、「仕事に行きたくない度」が高まるんじゃないかと。つまり、「GW明けの仕事は嫌だなぁ」って思うから余計嫌になる。
だって「仕事は嫌で行きたくない存在だ」って心の声で念押ししちゃってるんだもの。そりゃ嫌になるよ。
こういう心の声を「ネガティブなセルフトーク」と呼ぶのが、『セルフトーク・マネジメントのすすめ』。
『セルフトーク・マネジメントのすすめ』について
『セルフトーク・マネジメントのすすめ』は、自分の心の声と対話してネガティブな気持ちと向き合う方法について解説している書籍です。自分のネガティブなセルフトークを対処していくことで、より快適に日々の生活を送れるようになると本書の中で提案しています。
著者の鈴木義幸さんは、日本最大のビジネスコーチング会社、コーチ・エィの社長であり、一部上場企業の経営陣・管理職などへのコーチングを行なっている方なのだそうです。
説教くさい本なのかなと思ったら、意外にも親しみやすい語り口で。やさしい口調がいい感じ。さすがコーチングの人だわー、なんて思ってしまったりして。
さまざまな実例を挙げながらページが進んでいくので、「あるわーあるあるー」とオバチャンくさい相槌をはさみながらペロリと読んでしまいました。
心の中にセルフトークが生まれるきっかけ
ネガティブなセルフトークが生まれる引き金となるのは、感情や欲求、思考、行動。自身のアイデンティティが揺らいだときや、他人に自分の価値観が刺激されたときに、独り言がドカっと出てくる。これらの「心の中の声」に私たちの行動や感情は支配されているのです。
そういわれてみると確かにそうだ。仕事でミスをやらかしたとき、心の中はおしゃべりだよ!「やらかした…しにたい」って頭の中でぐるぐる考えてたりすることもあるね…。そのままズーンと心が沈んで、何もやる気がしなくなってしまう。
とはいえ、最近は「しにたいとか考えてても何も変わらないしー。そもそも、実際に死ぬわけでもないしー。」って気持ちを切り替えるようになりつつありますが。
「しにたいしにたい」と言っているのは楽ですよ。自分で自分を攻撃して気持ちよくなってるだけで、「やらかした」という地点からは一歩も動いてないけれど。問題と向き合うのが嫌で逃げているだけなので、後々余計に面倒くさいことになるだけなんですよね…。そういうわけで一瞬「うげっ、しにたい」と思っても「それはさておき」と死にたさを脇によけておくことにしたのでした。
うるさいセルフトークを黙らせる
ネガティブなセルフトークは「雑念だ」と書いているのだけど、本当にそう。一日に何百回さておきしてればいいんだ!仕事が進まんよ。
『セルフトーク・マネジメントのすすめ』では、ネガティブなセルフトークを減らすための施策についても紹介しています。
減らすための第一歩となるのは、自分のセルフトークを認識すること。どういう状況でどのようなネガティブなセルフトークが浮かんだのか、都度メモを取っておくと良い…とはいっても面倒くさいよね!そこで便利なのがTwitterですよ。紙とペンを使うよりもお手軽だし。
脳直でアレコレ書くのならば、もちろんメインのアカウントと分けるべきだし、念のために鍵もかけておいた方がいいのかもしれない。自分で見ても「うへぇ」ってなりそうなものを世界に公開しておく必要はないからね…!
どのようなときにネガティブなセルフトークが出てくるのか。そして、それをどうしたら減らすことができるのか。
それがわかれば、長期休暇後の仕事もダルくなくなるかも…!?