日々のこと

読書と文具たまに旅行。趣味と仕事の両立が永遠のテーマ

上司がワークライフバランスに目覚めたが、部下は冷めた目で見ているようだ


【スポンサーリンク】

「これから毎週金曜日は全員残業なし。残業の必要があるときは、事前に申し出てください」
突然上司からこう宣言されたとき、同じブロジェクトのメンバーたちはどんな顔をしていたっけなあ…。

http://www.flickr.com/photos/49503142513@N01/178214274
photo by shinnygogo

私の職場はほにゃほにゃ系*1のソフトウェア開発部門。「お客様のためなら、どれだけ残業してでもやり遂げる」場所だ。というと、ブラックだなあと思うけれど、実際そういう状況なんだから仕方ない。

プロジェクトも佳境に入ってきたいま、日付が変わるまで席に残っている人もそれなりにいるみたい。恐ろしい時間にメールが飛んでたりもする。もちろん、ちゃんと人間が送っている。

ありがたいことに(もしかしたら残念なことかもしれない)職場にシャワーと仮眠室が用意されているので、朝方まで仕事をしたあとにそこで一眠りしてまた仕事をするという人もいる。中には机の引き出しの中にシャンプーや下着を用意している人もいて、おかしいやら悲しいやら。

そんな状況で、突然の定時日宣言。

もともと全社的に定時日が設定されていて、帰るように促す放送があったけれど、それを無視して深夜(もしくは早朝)まで作業を行っていた。特に罰則があるわけでもないし、納期のが重要だし。

でも、同じ部屋にいる上司に「ハイハイ、帰る帰る!」ってやられたら帰らないわけにもいかないよね。だけどあまりにも突然だったから、それに反発したくなる人も出てくるわけだ。

前後に仕事のしわ寄せが来る。そもそも定時で帰れるような仕事量じゃない。などなど。

当たり前だけど定時帰宅のためには、様々な調整が必要なんだよね。そこをうまくやるのが上司の役割のひとつ…といいたいところだけど、残念ながら追いついていない。

仕事以外のことにも目を向けた方がいいというのは確かだけど、どう実現すべきなのか…。

…と、ここまで書いたのは今年の春頃。システムのリリースが近づき、チームを組み直したことにより私のポジションが消え、私はリリースされ…という感じなのでその後の事はわかりません。

そして現在

今は別の場所で働いていますが、さっさと帰れば帰るほど喜ばれます。定時過ぎてダラダラ残ってる人はギルティ的な意味で。自分のペースで切り上げ時をコントロールできるので、定時ダッシュも問題なしです。

単なる思い出話なので

特にオチはないです。

…が。

現在の職場でも自宅に帰ってないような感じで疲れきってる方と打ち合わせや電話をすることがあるので、こういうのってどうにかならないものかなあとは思います。

*1:適当な業界を当てはめよう