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台風が行ったことだし、旧岩崎邸庭園に行ってきました


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上野公園近くにある旧岩崎邸庭園に行ってきました。私が訪れたのは、台風が本州を直撃した8月10日。風雨が弱まってきた午後過ぎに出かけてみたら、コレ。なんか事件が起きそうな雰囲気の写真に…。

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この洋館の設計者は、ジョサイア・コンドル。旧古河庭園のお屋敷や、鹿鳴館の設計をした方です。 旧古河庭園と違って、開園時間内は自由に洋館の中をみてまわることかできます。建物内の写真が撮れないのが残念だけど、建物保護のためなら仕方ないよね。
 
まず驚いたのが、刺繍がゴージャスな婦人客室の天井。これを作るのに、いったいどれほどの手間がかかっているのか…。
刺繍の図案は小鳥やアーカンサス葉をあしらった薔薇の花束、大輪の菊花で、こよりや綿を用いて立体感を出しているのだそうです。*1
 
これまたすてきなのが、金唐革紙を使った壁紙。立体感のあるぷくふくとした模様があるのだけど、これは全て職人さんの手作業によるもの。和紙に錫箔を貼り、版木に当てて凸凹模様を打ち出しています。
一平米30万円って言ってたけれど、納得の高級感。触れる場所があるので試してみたら、和紙というよりは革みたいな感触でした。確かに革紙というだけある。
 
こちらは、洋館と廊下で繋がっている和館。洋館は迎賓館として使われるのに対し、こちらは日常生活を送る場として使われたそうです。
釘隠や欄間に岩崎家の家紋である三階菱が使われていて、他にもあるかな?って探すのが楽しかったな。

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洋館を出て、南側にまわってみます。
こちらは後付けされたというサンルーム。

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手すりや窓の凝った細工はついつい目が引き寄せられてしまいますね…。

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山小屋風な撞球室は、期間限定で内部公開されていました。

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ビリヤード室って普通は洋館の中にあるものだけど、わざわざ分けてるのは珍しい。ここは女人禁制らしいので、どんな男同士の話がされたのでしょうね。

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 岩崎家ゆかりの庭園は、都内にこれだけあります。巡ってみるのも楽しいかも!

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施設概要

旧岩崎邸庭園
住所:東京都台東区池ノ端1-3-45
開園時間:9:00~17:00(最終入館時間:16:30)
入園料
一般及び中学生:400円
65歳以上:200円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

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ガイドツアーに参加することで、旧古河庭園の洋館の中を見ることができます。内装が本当にすてきなので、ぜひ見てほしい。グラデーション状に変化する洋室と和室の境目も面白い。

シンプルながら、細かい部分の装飾が美しい「青淵文庫」。そして、贈り主の遊び心が見える「晩香盧」。どちらも思わずにっこり、なモチーフが建物内にもりだくさんです。唐草模様がすきになりました。

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