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日々のこと

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心ときめく大正時代の建物「青淵文庫」と「晩香盧」に行ってきました


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JR京浜東北線 王子駅を出てすぐ目の前。飛鳥山公園の敷地内にある青淵(せいえん)文庫と晩香盧(ばんこうろ)に行ってきました。飛鳥山はかつて渋沢栄一が邸宅を構えていた土地です。

渋沢栄一ってどんな人かというと…現みずほ銀行や王子製紙、現東京急行電鉄、東京証券取引所、キリンビール、サッポロビールなど、現在も続く有名企業の設立に関わったというとんでもない人物です。資本主義の父とも言われています。 

まずは、青淵文庫から見ていきます。青淵文庫は大正14年(1925年)に、渋沢栄一の傘寿と子爵昇爵を祝って竜門社(現渋沢栄一記念財団)会員から贈られた建物です。

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建物にぐっと近づいてみました。渋沢家の家紋をモチーフにした柏の葉とどんぐりのタイルがぎっしり。このタイルはすべての工程が手作業で作られているのだそうです。

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さて、中に入ってきます。

閲覧室に入って振り返ると、扉の上に扁額が飾られているのに気がつきました。青淵(せいえん)というのは渋沢栄一の雅号です。こちらの扉の周りに貼られているのも、渋沢家の家紋をモチーフにしたタイルでしょうか。

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外から入ってくる光が気持ちいいですね。閲覧室は接客の場としても使用されたそうです。

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タイルと同じく、渋沢家の家紋をモチーフにしたステンドグラスです。柏の中央には寿の文字。文字の周辺にはどんぐりもありますね。両脇には昇り竜と降り竜もいます(だいぶ見えにくいですが)。この竜は送り主の竜門社にちなんでいるのでしょうか。

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カーペットには「喜」の飾り文字と…周囲にいるのはなんだろう。コウモリっぽくも見えるけれど???

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天井から吊るされた照明は、透かしの唐草模様がすてきです。

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閲覧室の壁紙がシンプルなので、細工が際だって見えますね。

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 閲覧室を出て2階へ。f:id:r-taro:20140921131208j:plain

このランプにもぐっときますね。

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2階には古い青淵文庫や、渋沢栄一と各界の著名人との写真が飾られていました。

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テラスも「寿」だらけだ!めでたい感じたなあ。

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ぐるっとまわって、階段のあたりを後ろからみたところ。白い建物に木々の緑が映えますね。

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 次に晩香盧へ。こちらは喜寿のお祝いに清水建設が1917年(大正6年)に贈った建物だそうです。晩香廬の談話室では、内外の賓客との歓談が行われたのだとか。

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ここのランプにも唐草モチーフがあるよ!くるっとしたこの模様が好きになってきたぞ。

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残念ながら晩香廬の内部は撮影禁止なので、パンフレット画像を。内部の家具調度品は、当時の面影を残しています。

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たくさんのかわいらしいモチーフからは、清水建設の方の遊び心が見えますね。

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 飛鳥山公園の遊具エリアあたりは、ちびっこがたくさんいてにぎやかな感じ。ちょっと離れた晩香廬・青淵文庫のある辺りは静かで、のんびりと散策することができましたよー。周囲が緑に囲まれてるのも、気持ちいい。お天気のいい日にぜひどうぞ。

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施設概要

晩香廬・青淵文庫

住所 東京都北区西ヶ原二丁目16番1号(飛鳥山公園内)
公開時間 10:00~15:45
休館日 月曜日(祝日・振替休日は開館) 祝日の代休 年末年始(12月28日~1月4日) 

現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

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