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1年に2回だけ一般公開される紅葉の名所が、国分寺にあります


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春の桜の季節と、秋の紅葉の時期。それぞれ一日、合計で年に二日だけ一般公開される素敵な庭園がJR国分寺駅からほど近い場所にあります。
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それは、日立製作所中央研究所。日本最大の総合家電メーカーの日立製作所が1942年に創立した研究所です。

この研究所の門をくぐると、まるでどこかの自然公園に来たかのような気分になります。なにせ、目の前に飛び込んでくるのが緑豊かな並木道なんですもん。ここが仕事する場所なんて嘘みたいだ。構内に自然の川が流れてる職場とか、あんまりないと思うの。

橋を渡って並木道を歩いて行くと、やっと研究所の建物が見えてくるという寸法です。
日立製作所の創業社長の小平氏がもとある景観を残すよう伝えたため、武蔵野の古くからの自然が保たれています。人の手が入っていない区間もあるのだとか。

普段は関係者しか訪れない場所ということもあって、本当に森がそのままの形で残ってるんですね。

秋の一般公開について

住所: 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280
最寄駅:JR中央線 国分寺駅より徒歩10分
日程:2014年11月16日
時間:10:00-15:00(14:30受付終了)
※雨天の場合は中止
詳細はこちら:http://www.hitachi.co.jp/rd/crl/garden/teien.html

ちなみに中央研究所には出張で一回行ったことがあるだけなのですが、私が知ってる「職場」というものとかけ離れていて混乱しましたね…。まさに森の中に建物がある!という感じでした。

埼玉の方の研究所にも行きましたが、こちらは山の中にあります。守衛所を過ぎて建物に向かうと、芝生広場の手前に池があって、冬には白鳥がくるのだとか。何かのパンフレットの表紙に出てきそうな風景だわ…と、あまりにも整った景観に圧倒されました(行ったのは5年くらい前のことなのでうろ覚えですが)。

どちらの研究所もインパクトがありすぎて、「研究所というのはずいぶん浮世離れした場所なんだなー」と今でも思っています。

(写真は日立製作所のサイトからお借りしました)