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「読書は一冊のノートにまとめなさい」っていうから半年間やってみた結果


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夏の終わりごろに『読書は1冊のノートにまとめなさい』を読んでみました。 

『読書は1冊のノートにまとめなさい』は、累計50万部突破のベストセラー『情報は1冊のノートにまとめなさい』の著者、奥野宣之氏による読書術本です。2008年に出版された『読書は1冊のノートにまとめなさい』が進化した本…なのかな?そちらも結構前の本なので、読んだことがある人も多いでしょう。

『読書は1冊のノートにまとめなさい』では、読書ノートに書くべきだという最低限の項目を挙げています。

  • 書いた日付
  • 本のタイトル
  • 著者名
  • 自分にとって有用な記述(抜き書き)
  • その記述に関する自分の感想

正直なところ、『読書は1冊のノートにまとめなさい』で紹介されている「探書メモ」や「記事のスクラップ」などはあんまりやる気がしなかった。探書メモはAmazonのwishリストを作ってそこに入れておけばいいし、記事のスクラップは面倒くさい。そもそも新聞や文芸誌を定期購読しているわけじゃないから、スクラップの元となるものもないし。でも、せめて読書メモだけはちょっとつけてみようかなと思ったのです。

だって、読んだそばから忘れちゃうんだもの…!

毎日の通勤で電車に乗っている時間が長いので、カバンに1冊は本を入れておくようにしています。タブレットにも電子書籍が数十冊は入っているから、カバンに手を突っ込めばいつでも読書を開始可能状態になっているわけです。でも、ちょっと問題があって。読んでいるときは「ほうほう」「ふむふむ」「面白いな」なんて思っていても、読み終わったあとしばらくすると内容を覚えてなかったりするんだよねー。これは頭の中を通り過ぎていくだけで、何も残っていない…?それってせっかく読んだのにもったいなくないか?

そうして図書館で借りたり購入した本についてメモっていったわけですが…楽しさと面倒くささのせめぎあい!みたいなことになりました。

普段の生活で紙とペンを使うことが希になってしまっているので、ノートにメモることに対するハードルが高くって。書き出してしまえばなんてことないのだけど、ノートとペンを出すという動きがなかなかできなくてね…。ぐちゃぐちゃ言ってないでやれ!と自分の尻を自分で叩くことで(つまりは気合で)乗り切ることにしました。

電車の中で読んでいるから、その場でメモることができないというのも困った。この問題については、メモりたい部分に付箋を貼ってあとでまとめて書くことにしました。ケースごと貼って使えるココフセンが便利。 

ココフセン CF?1001 ブルー

ココフセン CF?1001 ブルー

 

 ケース裏面が再剥離可能な粘着素材になっているので、ブックカバーに貼り付けておくようにしていました。読む本が替わったらケースごとお引越し可能。

半年分の読書ノートを読み返してみた

半年で20冊ほどの記録に成功…!ノートを読み返して思ったのが、「読んだのにメモってない本がたくさんあるな」と。尻のたたき具合が甘かったのでしょうか。Kindleで読んだ本については、アプリでハイライトをつけてほったらかしになっているのが殆どですね…。ハイライトするときに、日付もセットでメモも書いておけばよかったなー。
図書館で借りたけど書いてない本もたぶん10冊以上ある…。

『読書は1冊のノートにまとめなさい』に影響されて読書メモをつけて変わったこと

「あとでメモろう」と意識することで自分にとっての面白ポイントを意識しながら読むようになりました。抜書きに自分の一言感想もつけるようにするから、その物事に対する自分の考えというのが整理されてくる。日々ぼんやり過ごしていると気がつかなかったような自分を見つけられる…かもしれない?

読書は1冊のノートにまとめなさい[完全版]

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