「もやしもん×純潔のマリア原画展 ~石川雅之の世界~」へ行ってきました
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2015年1月15日より池袋西武百貨店で開催中の「もやしもん×純潔のマリア原画展 ~石川雅之の世界~」へ行ってきました!『もやしもん』と『純潔のマリア』全巻より抜粋した300点以上のイラストが展示されているという、ボリュームたっぷりの原画展です。
エントランスに入ると、講談社やバンダイビジュアルから贈られたお花が。
お花のとなりには、石川先生の直筆イラストが飾ってあります。*1
『純潔のマリア』の魔女マリアと使い魔たちのアップ!
そして、『もやしもん』の沢木と蛍のアップだ!
もやしもんに出てくる菌たちの一覧図もありました。こんなに色々出てたんだなぁ。
ここから先は展示ゾーンです。
最初に『もやしもん』の原画展示エリアがあって、次にもやしもんグッズや衣装の展示エリア、次に『純潔のマリア』の原画展示という順番になっていました。
原画がね!すっごいの。繊細な線と描き込み具合に、圧倒されっぱなしでした。石川先生の漫画を読んだことがある方はわかると思うけれど、残念ながら単行本や雑誌では印刷の具合で線が飛んでしまっていることもあるでしょ。原画なら当然きれいなまま見ることができるわけで、「うぉー、こりゃすごいわ…!」とギリギリまで近づいてじっくり眺めしまいましたね…。デジタルイラストにはない、アナログならではの温かみのある線が美しくて、今日この会場に来られたことに感謝するしかないな…と思わず遠い目に。
純潔のマリアの戦場のシーンとか、どうなってるのこれ!と混乱するしかなかったよ。石川先生も、森薫先生みたいにこれでもか!と描きこむようなイラストを描いていると「私、生きてる…!」みたいに思うような人種なんでしょうか…?
カラーイラストはマーカーやカラーインクを使っているのかな。カラーイラストもアナログがメインなんですよね。(一部線画のみアナログで、着色をPCで行っているものもあるようでしたが)こんな風に重ねて色を塗っていたのか!とか、原画だと単行本表紙と比べて色の出具合が違うなーとか発見が多くて楽しかったです。
『もやしもん』と『純潔のマリア』のどちらの読者でもありますが、雑誌やすべての媒体を追いかけているわけではないので、初見のイラストもたくさんあってお得な気分になりました。東京で行われたオクトーバーフェストにもやしもんのキャラが出張してたのは知らなかった。石川先生の取材旅行エッセイも面白かったー!
ちなみに、展示会場全体を見るのにかかった時間は1時間ほど。混み具合については、入口で並ばないけれど、中にはそこそこ人がいるって感じでしょうか。問題なく原画を至近距離で見ることができるよ!
原画展会場隣のリブロ池袋本店にも、原画展にはない『純潔のマリア exhibition』の原画が飾ってあります。こちらも合わせてどうぞ。
もやしもん×純潔のマリア原画展 ~石川雅之の世界~
- 会場:西武池袋本店 別館2階=西武ギャラリー
- 会期:2015年1月15日(木)~25日(日)
- 開場時間:午前10時~午後8時 ※ご入場は閉場の30分前まで。
- 入場料:一般:800円/大学生・高校生:600円/中学生:300円(小学生以下無料)
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テレビアニメも話題になっている『純潔のマリア』の番外編!個人的に好きなのはマリアが暇で暇で天井の板を見るのに忙しい日を描いた話ですかねー。
*1:エントランスのみ撮影OKとなっています