日々のこと

特にありません

「不安と闘う術を知らないビジネスマンは、若くして死ぬことになる」


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『道は開ける(デール・カーネギー)』を読みました。「今更なんですけど」なんて、ついつい言いたくなる恥ずかしさがありますね…!

新訳 道は開ける 角川文庫

新訳 道は開ける 角川文庫

 

『人を動かす』もそうなんだけど、どうもタイトルが上から目線で偉そうに思えて、なんとなーく読むのを敬遠していました。つまり…「人を動かす」立場の人、マネジメント層向けの本なんだろうと勘違いしていたわけです。

 

『人を動かす』をたまたま手に入れたので読んでみたら、こっちが勝手に持ってたイメージと違ってびっくりしました。原題は『How to Win Friends and Influence People』と知って、あぁなるほど、と。そして先日、Kindle版の『道は開ける』がセール対象になっていたので購入してみました。(残念ながら、もうセールは終わってるみたい)

 

さて、『道は開ける』はどんな本なのかと簡単にいうと、「不安が不安で不安すぎる人が、その不安をどう乗り越えていくか」という本でした。

不安に殺されないために

不安というのは、自分で作り出すものです。仕事のこと、友人のこと、家庭のこと。些細なことが心に引っかかり、不安という黒くて重い塊が心の中で存在感を増してくる。不安に取り込まれると、健康にも影響が出てくるようになってしまいます。

不安と闘う術を知らないビジネスマンは、若くして死ぬことになる

自分で生み出した「不安」という化け物に食われてしまうのは、さすがに嫌だ。

些細なことを頭の中で何倍にも大きくして、不安だ不安だと騒ぎ立てる。単なる勘違いで、キリキリと胃を痛めたりする。よく考えればしょーもないことだったりするのだけど、不安という気持ちに頭が支配されていると、それに気がつくことができないんですよね。

不安を客観的に分析する方法は、本文中に「ガレン・リッチフィールドのメソッド」として登場します。不安に思うことについて、以下の質問を自分自身に投げかけてみるというものです。

  • 質問その一 自分は何を不安に思っているのだろう? 
  • 質問その二 それに対して自分に何ができるだろう?
  • 質問その三 自分が問題解決のために採ることのできる道
  • 質問その四 いつから行動に移すのか

こうやって落ち着いて考えてみると、オロオロとしていた自分がなんだか滑稽に思えてくるのだから不思議なものです。ただ、頭が不安でいっぱいになっているとき、メソッドを思い出すことができるのかというと…?「おっと危ないぞ」という予感がしたら、先手を打ってみたほうがいいのかもしれない。本格的な風邪をひく前に葛根湯を飲むみたいにね。

今日は今日、明日は明日

「だから明日のことなど考えてはいけない。明日の悩みは、明日になれば勝手にやってくるのだから。一日には、一日分の苦労だけで十分なのだよ」

明日は我が身。『女性たちの貧困 “新たな連鎖"の衝撃』感想 - 日々のこと』という記事にも書いたけれど、5年後、10年後の生活が不安で仕方なくなるときがあります。今の状態のまま年をとったら、どうやって食べていけばいいんだ、と。

でもなー、と思うんです。将来について、悪い方向に「どうなるかわからない」と考えすぎでないかと。一発大逆転みたいなことはまぁないだろうけれど、そこそこな感じに生きていけるかもしれない。問題がもうちょっと近づいてから、悩んでも遅くはない…かも?5年先のことを考えるより、今まさに目の前にある問題に取り組むべきだということだ(本やノートが積みあがった自室のテーブルを思い出しながら)

それでも気分が沈むときは

「つまり、明るい気持ちでいられなくなったときに回復への道を自ら歩むには、もうすっかり元気になったかのように振る舞い、話すことなのだ」

パトレイバーの漫画版でも似たようなこと言ってたな。確か、山本正之さんの曲からの引用。

最後に

私だって、鉄道会社や煙草会社を経営するために四十五歳で体を台無しにしてしまうくらいなら、アラバマあたりでバンジョーでも弾きながら、農家をしていたほうがいい。

 まったくですな!