日々のこと

読書と文具たまに旅行。趣味と仕事の両立が永遠のテーマ

高いところにのぼると、ジオラマ風写真が撮りたくなる

私の使っているOlympusのカメラには、ジオラマ風に写真を撮ることができる機能がついている。

いつも見慣れた風景もフィルターを介すると新鮮に感じられるのが面白くて、気がつけばジオラマ風写真が集まっていた。

そうして様々な場所で撮ったジオラマ風写真をまとめてみました。

目次

屋上から撮ってみる

屋上からの撮影は、ミニチュアモードと相性がいい。都内の風景がおもちゃっぽくなってかわいらしい。

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川辺で撮ってみる

埼玉県長瀞町の名勝長瀞岩畳にて。 小さなモチーフがごちゃっと集まっていると、ジオラマっぽさが出るのかな。

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異国でも撮ってみる

台湾に向かう飛行機の中からジオラマモードで撮ってみた写真。上から見下ろすような視点で撮ると、ジオラマモードがはまりますね。

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そしてこちらは桃園空港と台北市内を結ぶMRTの車窓から。

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うーん、農村地帯の風景はあまり日本と変わらないな?

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スマホでも写真のジオラマ加工ができるよ

OLYMPUSが提供している「Olympus Image pallet」というスマホアプリでもミニチュア加工ができます。

参考までに、アプリでジオラマ加工を行った写真を置いておきます。

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こちらは加工前。 f:id:r-taro:20180703220553j:plain

後から加工するよりも、ジオラマフィルターを使って撮った方がそれっぽさが出るかな……。

私が使ってるカメラとレンズ

Olympus OMD em10 MarkIIをメインで使ってます。

今回主に使ったレンズはこれ。ヘリオス44-2。焦点距離は58mm。

カメラボディがマイクロフォーサーズなので、35mm換算だと116mmの焦点距離ということになる。

Olympus M.zuiko 45mmを使うこともある。35mm換算で90mmの焦点距離

どっちも似たような焦点距離のレンズだな……。❨私が好きな画角なのかもしれないけど❩ もうちょっと画角が広いレンズでもジオラマモードを試してみようかな。

埼玉県・秩父エリアの入り口長瀞で始まる、平成最後の夏

平成最後の夏は、長瀞で始まった

「山の方に行けば涼しいでしょ」と安易な考えで電車に乗ってみたら裏切られた。

いやほんと、長瀞は暑かった。

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埼玉県・熊谷駅から秩父鉄道で一時間。秩父エリアの入り口長瀞❨ながとろ、と読む❩に涼を求めにいって惨敗した。

Googleに聞いてみたら、気温は36度だって。

長瀞秩父盆地の北端に位置していて、盆地といえば暑いと相場が決まっている。

長瀞は裏切るもなにも、最初から暑いものだった。

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それでは長瀞に涼を求めに行くのは間違いかというと、そうでもない。

秩父赤壁とも呼ばれる❨らしい❩、長瀞渓谷でラフティングやライン下りなどのウォーターアクティビティを楽しむことができるんですね。

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長瀞駅を出て線路を渡り、商店街を抜けた先、長瀞岩畳の入り口あたりにたくさんのゴムボートで混雑しているのが見える。

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長瀞岩畳というのは、駅から徒歩5分くらいのところにある景勝地のこと。

荒川に沿って、平たい岩を積み重ねたような珍しい景色が600メートルほど広がっている。

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高台からザブンと音がした。

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ラフティングの民が次々と飛び込んでいく。

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さすがに水はひんやりとしているようで、「わー!」とか「きゃー!」とか楽しげな声が聞こえてきた。

羨ましい。

同じ「濡れている」の状態でも、原因が違う。こっちは汗で服がびっしょびしょだ。爽快感とは真逆の方向にいる。

さすがに服のまま川に飛び込むのはよくないので❨頭がおかしいやつがいると思われても困る❩、せめて名物のかき氷で体を内側から冷やして帰ろうと思う。

駅と岩畳を結ぶ岩畳商店街にはかき氷が食べられる店がいくつかあって、それぞれの店舗でシロップに工夫を凝らしている。

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これはパッションフルーツ。ほんのり甘酸っぱい。

胡瓜の漬け物やアユの塩焼きなんてのも商店街で売っている。熱中症の予防に塩分補給を、ということだろうか。

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「思いっきり暑がって、水と戯れて涼む」のが長瀞だと考えれば、夏にこれほどふさわしい場所はないかもしれない。

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五反田TOC屋上からの眺め。開放感のある広々とした屋上で、のんびり過ごせます

五反田TOC。卸売のお店がたくさん入っていることで知られるこのビルには、立ち入り自由の屋上があって、そこからはうっすらと東京タワーが見える。

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高いところにのぼると、東京タワーとかスカイツリーとか、そういった東京の象徴的建物を探しちゃうよね。

広々とした屋上にいる人はまばら。上階のお店は休日はお休みのところが多いので、屋上の存在はあまり知られてないのかもしれない。

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この屋上は14階相当の高さ。高いビルが周囲にそれほど多くないので、空が広く見える。

屋上には打ちっぱなしのゴルフ場があるほかは、小さなお社があるだけ。特別なものは何もない。静かでのんびりした時間を過ごすことができる。

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「何もしない」をしに行くにはぴったりな場所なんじゃないのかな。

ちなみに、五反田TOCのすぐ近くにあるR Baker(アールベイカー❩で飲み物とパンをテイクアウトして、屋上でのんびりするのもおすすめ。

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これからはどんどん暑くなるので、夕方辺りに行くのがちょうどいいのかな~。 スカッと晴れた日には、遠くの山まできれいに見えそうですね。

鶴見線・扇町駅には猫がいる

都会の秘境駅とも言われる鶴見線。 JR鶴見駅から、横浜・川崎市内の京浜工業地帯へと向かう短い路線だ。

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行き先は途中で3つに分岐し、そのうちのひとつ「本線」の終点である扇町駅にはたくさん猫がいるんだって。

「えっ、猫……!」

そんなの聞いちゃったら、猫好きの血が騒ぎますよね。

仕事帰りに鶴見線扇町駅まで猫に会いに行ってきました!

目次

鶴見線扇町駅の猫

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扇町駅の改札内にいたのは、5、6匹くらい。 白黒、茶トラ、サビ猫などカラーリングはそれぞれ。 いずれの猫も人に馴れているようで、誰が通ろうが通るまいが関係なく好きなように寝転んでいる。

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私が扇町を訪れたのは、平日の午後19時過ぎ。 駅を利用する人たちには猫が改札内で転がっているのは日常のことらしく、真っ直ぐに電車に吸い込まれていった。

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試しに一匹の猫に手を伸ばしてみたら、「もっと撫でろ」とリクエストが。わしわしっと撫でてたら、猫が集まってきた……。 茶トラ猫をモフってる間に、カバンを覗きこむ狼藉猫がいた。食べ物とかいいもの何も持ってませんよ?

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気がついたら一時間ほど扇町駅で過ごしていた。電車を二本ほどやり過ごしていたもんなあ。猫を撮ってると、時間が過ぎるの速い。

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扇町駅は無人駅なので、改札の出入りの際にはSuica端末を利用する。

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扇町駅で猫と触れあう際には「出口」端末タッチ後に、再度「入り口」端末にタッチするのを忘れずに。

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台湾・花蓮でみつけたかわいい窓コレクション

先日訪問した、台湾・花蓮の何でもない家の窓がかわいくてすてきだったという話です。

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以前、台湾の古民家の写真を撮影しているユニット「老屋顔」のイベントに参加しました。

その中で「台湾ですてきな建物を発見するには、路地裏に入ってみるとよい」というコメントがあり、台湾を訪れた際にそれを実践してみることとしたのでした。

台湾・花蓮

今回、訪れたのは台湾東部の街「花蓮」。台北からは特急列車で2~3時間ほど。

駅から車で10分ほどの市街地は、大きなビルも少なくのんびりとした雰囲気。

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でも、原付がびゅんびゅんと走っているのは、台北と同じだね。

かわいい鉄窓を探しに歩いたのは、大通りから毛細血管のように伸びる路地。

住宅街と思われるエリアでは、中途半端な時間のせいか人よりも犬に遭遇する確率の方が高かった。

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首輪しているから飼い犬なのかな。勝手に散歩しているのかな。

「かわいい」を探してみよう

キョロキョロしながら歩いていたら、みつけた。

ボーリングのピンのような形が行儀よく並んでいる窓。

オレンジと青の色使いがかわいらしい。

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こちらはくるんくるんとした窓。色も相まってつる性の植物みたい。

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これって一つ一つ職人さんが鉄を曲げて作っているんだよね。

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泡みたいなモチーフをリズムよく重ねて。 f:id:r-taro:20180610151106j:plain

シンプルな鉄窓の交差点に結び目がアクセント。 f:id:r-taro:20180610151335j:plain

お花みたいなモチーフがついているだけで、鉄格子の窓もかわいらしく変身する。 f:id:r-taro:20180610151353j:plain

ふらふらと路地を歩いていると、そこに暮らす人々の生活が垣間見えるようでわくわくする。

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台湾を訪れた際には、ぜひ大通りから一つ裏通りに入って探検してみてください。

関連書籍

台湾各地に残るノスタルジックな建物を台湾在住の著者が紹介するガイド本。
台北・台中・台南と3つのエリアに分けて、全部で24件の建物が掲載されています。すべて訪問可能!
レトロ建築の鑑賞ポイントがまとめられているので、建物訪問の際により深く楽しめます。