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蘭州料理店「ザムザムの泉」といえば蘭州ラーメンで人気の西川口のお店。夏季限定のメニュー「ザムザム涼麺」が始まったというので行ってきました。

涼麺とは、野菜たっぷりのあんかけ麺のこと。あんかけのベースとなっているのは、ザムザムの泉特製の牛肉麺スープ。そこにゴマ風味のたれがかけられて提供されます。野菜だけではなく、醤牛肉も乗っているのもうれしいですね。蘭州ラーメン（牛大）は麺の太さが9種類の太さから選べるのが特徴ですが、涼麺は麺の太さが4番固定。ニラの葉より細い平麺です。餡を絡めて食べるのにちょうどいい太さなのでしょうか。「大盛にしてください」と言っていた男性に「涼麺は麺が多めになってます」と告げていたので、お腹を空かせて行くのがよいですね。

この涼麺、一口食べてみてびっくりした。冷たくない。涼麺という名前だからと、冷たいものだと思ってた。日本の冷やし中華よりも、汁なし麺の方を想像して食べるとギャップに驚かなくていいかも。

涼麺の絶妙なぬるさが不快かというとそういうわけではなくて、夏だからと必要以上に冷やしすぎてしまう体をいたわるような優しさを感じました。

「暑くて食欲がない……」としょんぼりしがちな季節なので、野菜がたっぷりとれるのもありがたい。卓上にあるラー油を回しかけると、また風味が変わって良い。黒酢も合うのかな。今度行ってみたら試してみよう。