『ダンジョン飯 2』(久井諒子)感想は、「そんな事どうして思いつくの!?」の連続でした
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久井諒子先生の『ダンジョン飯』2巻を読みました。
1巻が出たときは「冒険者たちがダンジョン内でモンスターを捕まえて食べるグルメ漫画」という設定に面白さを感じたものでした。だけど奇抜な設定も、続けて読んでいると慣れてきてしまうものです。果たして2巻はどうなのか。
ほんのり心配しつつページをめくっていったのですが、そんな考えはあっという間に吹き飛んでしまいました。だって、私の想像を超える食事の連続なんだもの!
「なるほど、こういう食材の入手の仕方があったかー」と感心してみたり。「えーっ、コレ食べちゃうの!?」なんて背筋がぞわぞわしちゃったり。
まだまだマンネリ化は遠そうです。
『ダンジョン飯 2』あらすじ
餓死の恐れと隣合わせで、ダンジョンを進むライオス一行。
地下3階で彼らを待っていたのは、食べられないモンスターばかりだった!
(単行本オビより)
『ダンジョン飯 2』もくじ
今回収録されているのはこちらのエピソード。ハルタ18号から24号に掲載されたものです。
- キャベツ煮
- オーク
- おやつ
- ソルベ
- 宮廷料理
- 塩茹で
- 水棲馬(ケルビー)
- モンスターよもやま話-2-
個人的に好きなエピソード
2巻アタマの「キャベツ煮」は、読んでいて「なんだそれ!」と思いっ切り引き込まれましたね!マンネリ化を心配してたから余計に。
ゴーレムを畑にするなんて普通考えもしないでしょ。自分で野菜泥棒は追い払い、水分管理もしてくれる。確かに理想的な畑だけどさー。センシはよくこんなこと考えたな…。
それから、「宮廷料理」。ある意味ライオスらしいエピソードか。「絵の中に入って食べものを食べる」なんて、どうして思いつくんだ。嫌って言うほど食べまくったのに、全然空腹がおさまらなかったというオチも含めて最高。
あと、ヒゲがふわっふわになったセンシには吹いた。いつまでその状態が保つやら…?
最後に
先のゴーレム畑もそうだけど、「普通やらない」ことにチャレンジしていくのが、この漫画の面白さなんだなー。次の3巻では、どんな食べ物が出てくるのかな。予想を裏切り続けるエピソードを楽しみにしています!