ブログの文章をどう書き出したものか問題
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ブログ記事はどう書きはじめるべきか。これが本当に難しい。
いい感じにスタートダッシュを切ることができれば、そのあともスィーっとリズムに乗って文章を書くことができる。文章の道筋に沿っていけば、なんなくゴールまでたどり着ける。
スタート地点であーでもない、こーでもないとこねくりまわしているとまるでだめ。「えーと、コレ持っていかないと」「アレはどうしたっけ」と出かけ間際にモタモタしている人みたいな文章になってしまう。
もちろん読む側にしてみても、冒頭の文章って大切だ。ブログ記事の頭の部分だけ読んで「なんだか違うなあ」と読むのをやめてしまうこともあるでしょ。冒頭の数行でひきつけることができなければ、ページは閉じられてしまうかもしれない。
「書くことが思いつかない人のための文章教室」で「文章の書き出しと結びはどうしたらよいか」という質問があった。
書き出しは「ズバっと書いて興味を引くべし」ということらしい。つまり、ごちゃごちゃ言わずに、言いたいことをさっさと言って始めてしまえということだ。
「読書で本から学ぶブログ」さんでも「書き出しに困ったら、短く直球勝負」って紹介されてたね。
きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける - 読書で本から学ぶブログ
著者が教え子に「文章の書きはじめをパターンわけせよ」という課題を出したところ、このような例があったのだとか。
- 自分を振り返るパターン
- 疑問投げかけパターン
- 意見・考えパターン
- 状況・現状パターン
「言われてみればそうである」な分け方だ。そうそう、あるある。
そして、文章の結びについて。上手な結びは、それまでの文章に精彩を与えることができる。逆に下手だと、全てを台無しにする破壊力をもつ。
文章の結びでやりがちなのが、いい子ちゃんな決意表明や誓いを書くこと。これからはXXXを心がけていきたいと思います、的な。読むほうとしては「はぁ、そうですか。」としか言いようがない。
ついつい文章にオチを書かないと落ち着かない*1書き手もいるかもしれない。そういう時に無理やりオチをひねろうとするのは良くない。
「書くことが思いつかない人のための文章教室」によると、オチはあってもなくても良いのだとか。オチをつけるならば、書こうとする話材から選ぶべきだそうな。
そうは言っても、具体的にどうなのよ!?と思ってしまうよね。
そこで、様々な文章の冒頭を集めて参考にしてみることにした。文の結びは、話のネタバレになってしまうといけないのでやめました。
まずは青空文庫や手持ちの本からいくつか抜き出してみた。ブログの書き出しの参考にするなら、小説よりエッセイ・随筆方面を見ていったほうが良さそう。
*1:おねえさんギャグ