日々のこと

読書と文具たまに旅行。趣味と仕事の両立が永遠のテーマ

ドラマ版「アオイホノオ」が倍楽しくなるアツイホノオノゲンバ&アオイホノオ復刻版を読みました


【スポンサーリンク】

金曜夜の楽しみといえば、ドラマ版「アオイホノオ」!大学生の主人公、焔モユルがマンガ家を目指して奮闘するコメディ作品です。
冒頭数話では焔は変な言い訳ばかりしてろくにペンを取らない!*1本当にマンガ家になれるのか?と見ていてもどかしくなるのよね…。

さて。昨日アキバに行ったので、ドラマ版アオイホノオにも総作画監督として参加している一本木蛮先生の同人誌「アツイホノオノゲンバ」と「アオイホノオ復刻版」を手に入れてきました。
f:id:r-taro:20140910072354j:plain
f:id:r-taro:20140910080326j:plain
一本木蛮先生の総作画監督としての役割は、小道具のマンガやアニメ原画の作成、俳優への作画アドバイス。それから焔モユル宅にあるようなマンガや雑貨なども蛮先生が貸し出してるのだそうです。おぉ、何年とっておいてるんだ…と、物持ちの良さにびっくりです。

「アツイホノオノゲンバ」では、そのあたりの裏話が描かれています。
実際に絵を描くシーンのある俳優さんたちは「絵が描ける人の芝居」のため、実際に絵を描く練習をしたのだそうです。焔モユルはマンガ原稿を描くシーンがあるし、庵野ヒデアキはパラパラマンガで周囲を圧倒させてたしね。
絵が描けるように宿題を出してほしい!と言う柳楽さんは、島本マンガに出てきそうな熱血キャラっぽいぞ。
f:id:r-taro:20140910085646j:plain
一番絵心があったのが赤井タカミ役の中村倫也さん。一番…だったのが庵野ヒデアキ役のヤスケンこと安田顕さんだったそうで。中村さんは自分なりのアレンジを入れたパラパラマンガをさらっと描けるなんてすごい。

焔とトンコさん、津田ヒロミ、ワンダーマスミ(凩マスミ)とのその後の関係が気になる柳楽さん。それならと蛮先生が島本先生に尋ねてみると…ものすごいうろたえっぷり!コイバナ慣れしてない!!
f:id:r-taro:20140910085617j:plain
一応、ヒロミ、マスミとは仲良くやってたみたい。トンコさんとは…意味不明だ!なんだ「トンコさんはエルメス*2」って…!

さて、次に「アオイホノオ復刻版」について。
こちらには、ドラマに登場した焔モユルときっちゃんのマンガ、DAICON3オープニングの原画を新たに描き起こしたものが収録されています。実際に焔モユル(島本和彦)が投稿した作品を模写し、下書き状態、途中までペン入れ状態、完成状態など様々なバージョンが作られました。映像ではちょろっとしか出ないのに、この労力。ドラマ作りって本当に大変だ。

まずは「戦え!トータス1号」。
小学館のまんがカレッジ担当編集の横山さん、SA社編集のMADホーリィにパパパパパパっと流し読みされてしまったあのマンガです。確かに気合を入れて描いてるのがわかる。「昔のマンガだなー」っておもうけれど、読めないわけじゃないし。これをサラっと流されてしまったら、そりゃ体中の力が抜けてしまうよね。
f:id:r-taro:20140910090506j:plain

先週の放送で登場した「あの娘を奪え!」。この原稿をSA社編集のMADホーリィに送付し、彼から電話をもらったところで終わりましたね。
「学園ものを描きたいが、机や椅子をかくのがちょっと…」と焔が悩んだ末、「校舎入り口にリングを置いてしまえ」と思い切った作品。読んでみたら、確かにその通り。蛮先生いわく「中身がスカスカ」。でも、ヒロインはかわいいですよ…。
f:id:r-taro:20140910090556j:plain
たぶんこれから出てくるのかな?DAICON3のオープニング原画。
f:id:r-taro:20140910072617j:plain
きっちゃんのマンガは実物がないので、あの時代っぽいエッセンスを取り入れたものを想像で描いたそうです。喫茶店でペン入れした程度なので、こんな感じに。わざと下手に描きすぎな気もするぞ!
f:id:r-taro:20140910102958j:plain


「アツイホノオノゲンバ」「アオイホノオ復刻版」はこちらから購入できます。
COMIC ZIN 通信販売/商品詳細 アツイホノオノゲンバ
COMIC ZIN 通信販売/商品詳細 アオイホノオ復刻版


*1:原作漫画でもずーっとうだうだしていて「いつ漫画描くんだろう?」って思った。

*2:電車男のヒロイン