短期間で試験に合格する勉強法『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』
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短期間で試験に合格する勉強法『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』
2ヶ月で検定試験に合格する必要がでてしまいました。さて、どうしよう。
そもそもどうやって勉強を進めたものか。テキストと問題集を使うような勉強が久しぶりすぎて弱った。まずは勉強のやりかたから勉強しよう。というわけで、『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』を読んでみました。
『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』の著者、椋木修三氏は記憶術や勉強術など多数の著作がある実業家です。
あとは機械的にやるだけ、にする
『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』には「ADHDのためか記憶力に自信がなくて、覚えるそばから忘れてしまう。試験まで時間がないのに困った」というKさんが登場します。そういう傾向がある…かも?な私は、彼(彼女?)の言うことに思わず共感。それなら私も著者がKさんにアドバイスした勉強法を真似してみようではないか。その勉強法とはこんな按配です。
- 問題集は一冊のみ
- 機械的にやる
- テキストは必要なところだけ目を通す
『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』の勉強法では「問題集を主、テキストは従」という関係で進めていきます。普通は逆ですよね。なのにあえて問題集をメインとするのは、学習優先順位の見極めのため。問題集に載っているのは、当然テストに出やすい項目ばかり。そこを重点的に記憶していくというわけです。 試験まで時間がないけれど合格したいと考えてる人には、テキストは情報量が多すぎてメインに向かないということなのかな。
「機械的にやる」というのは、淡々と時間になるまで勉強をするということ。時間がきたら、終わっても終わらなくてもそこでやめる。
中途半端に残ったものが非常に気になる性分なので、もぞもぞしそうだよそれ!(食べきれなくてちょろっと残ったおかずとか気になるでしょ)
でも、足を止めてしまったら時間がいくらあっても足りなくなる。わかる。でも、モゾモゾ…。
「時間になったらやめる」ということを自分自身に叩き込むため、勉強のときはストップウォッチを使うことにします。ADHD傾向がある人にありがちだと思うんですけど、のめりこむときはガッと集中しちゃって時間がわからなくなるんですよね。やる気ないときはほんっっっとうにやる気が出なくて「早く時間過ぎないかなー」って思うのに。
『図解 超高速勉強法―「速さ」は「努力」にまさる!』では、1時間を2分割ないし、3分割して勉強することをすすめています。2分割の場合は25分を記憶時間、5分を想起時間として使います。このパターンを繰り返して、細かく長く勉強していくわけです。
問題集は試験までに5回解く
メインとする問題集は繰り返し解くようにします。1周しただけでは、記憶として定着しません。2回でもまだまだ。と、いうわけで5回。5回っていくらなんでも多すぎやしないか?
最初は全体をおおざっぱに記憶し、だんだん記憶を固定していく「ペンキ屋式」だと挫折することもなく、速く、正確、大量に記憶していけるのです。
記憶の定着方法を塗料を薄く数回重ね塗りを行うペンキ塗りに、たとえているわけですね。「xxxx年に○○条約が締結された」ということなら、「にせん…何年に何とか条約が…」くらいのところから、徐々に覚えていけば良いということか。
- 回答を見ながら最後まで問題集を解く
- 最後まで読破が目標。分からない用語はテキストをチェックする。
- なるべく自力で解く。分からない問題には□印をつける。「なぜ、何を間違ったのか」「何が分からなかったのか」をチェック
- □印を中心に解いていく。解けたら□を半分塗りつぶす。解けなかったものは□のまま
- 印がついているものを解 く
これで5回。ここまでやれば問題文ごと覚えてしまいそうな勢いだよね。いや、まるごと暗記はできなくても「見た見たこれこれ」ってなる。そうなればしめたもの。確実に分かる問題が多ければ多いほど、自信につながります。
「何かをおぼえるには、最低20分あればOKです」。「まとまった時間がなければ勉強できないというのは錯覚であり、誤解」
さて、試験まであと2ヶ月。この言葉を励みに、無事勉強をやり遂げて試験に合格を手にできますように。
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