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「ドリフターズ」4巻感想


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ドリフターズ平野耕太)の4巻読んだよ!3巻から1年7ヶ月ぶり…。いやぁ、新刊が待ち遠しかったです。

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と、いうわけで4巻は異世界に召還された漂流者(ドリフターズ)によるオルテ帝国クーデター乗っ取り編です。

ドリフターズ4巻の簡単なあらすじ

漂流者で大貴族のサンジェルミ伯は自らが創り上げたオルテ帝国が「詰んで」いて先がないと見限り、豊久たち漂流者に国を明け渡すことに。当初は無血クーデターを望んでいたのだけれど、廃棄物(エンズ)側もオルテ帝国の乗っ取りをたくらんでおり…。

4巻の一番のハイライトは、やっぱり豊久と土方の一騎打ちバトルなのでしょうか。薩摩武士と新撰組の士道がぶつかり合う。二人とも生き生きと戦っていて、本当に戦うために生まれてきたような人間なんだと思わせられますね。

個人的なお気に入りシーン

「これをやられるとキツい」と同情しつつも、ラスプーチンにドヤ顔をキメるこの信長にはゾクっとしましたね。

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はあああ…なんて恐ろしい。こういう風に上司に凄まれたら、あまりの怖さに腰を抜かすんじゃないかと…。

3巻までおひいさまことサンジェルミ伯って、ただの変なオカマだと思ってたんですよ。すみません。このおひいさまのキメ顔かっこいいじゃないですか!

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サンジェルミ伯について知らなかったので検索してみたのだけど、サンジェルマン伯爵がモデルということでいいのかな。18世紀のヨーロッパを中心に活動した人物で、恐ろしいほど博識多才。不老不死の伝説もあるほどなのだとか。豊久たちが名前を言っただけでどの時代の人物か分かるとか恐ろしいな!ヨーロッパの人間なのに、日本史も頭の中に納まっているのか…。与一について「武器が有名」と言ってるということは、FFもプレイ済みなんですかね…。信長については戦国BASARAへうげものネタをぶつけてくるし、おひいさまってば一体いつの時代からきたんだ。

他の漂流者たちについてページが割かれているのもあって、与一は出番が少なくて悲しかったよ…。でもこのぬいぬい与一が可愛いくてな!豊久が漂流物としてボロボロの姿でたどり着いたときも、こんな風に傷の手当をしてあげたのでしょうか。

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子供のころからクソヲタなので散々漫画を読んできたのですが、昔は「○○くん(キャラクター名)かっこいい…!」みたいな気持ちがあったんだと思うんですよ。それこそ中高生のころとかは。それが今は「○○きゅん…愛でたい!ナデナデしたい!」みたいな方向に行ってますね!中高生のころは好きなキャラクターを彼氏にしたい!みたいに思ってたのが、今では息子にしたい!になったような感じで。これが年をとったということなんですかね…。

そういうわけで、与一はうおおおかわいいいいよしよしよしよし…みたいな気持ちで眺めてます。豊久はごはん食べさせてあげたいですね!4巻の終わりには妖怪飯よこせになってたし。えぇと、信長は…さすがにまだ愛でるには自分のレベルが足りないな…。