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乾物を使ってヘルシー食!『元気食 実践マニュアル155(魚柄仁之助)』感想


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散々ぼやいているように、家から会社までドアツードアで2時間という呪いにかかっている。

わが近所のスーパーは自信たっぷりに「夜9時まで営業」の看板を掲げているけど、それじゃ間に合わないんだよ!と首根っこ掴んで言いたくなりますね!(スーパーの首根っこってどこだ?)定時ダッシュして駅から直にスーパーへ向かえばなんとかなるけど、何とかできない日だってあるのよ…。

週末にまとめ買いしたはいいが、計算を誤って食材の残りが心細いことになってきた。さて、明日の朝食はいったい何を食べたもんだか。そんなときに頼りになるのが、棚にごそっと入れてある乾物の皆さん。

乾燥ひじきと干しシイタケを取り出して短冊切りにしたにんじんを加えれば、あっという間にひじき煮のできあがり。冷凍してある大豆があれば、入れてみても良い。さらに乾燥ワカメと干しシイタケを使って味噌汁も作れば、なんとか乗り切ることができるってもんです。

私が乾物を進んで利用するようになったのは、魚柄仁之助さんの著作を読んでから。Kindleでも読める『元気食 実践マニュアル155』は乾物を使った具体的なレシピも載っていて、いざというときに助けられています。

『元気食 実践マニュアル155』は、こんな具合の本です。

本書の効能書き
・元気な生活をやってゆきたい人に効きめがあります。
・食費を抑えたい人に効きめがあります。
・手間ひまかけたくない人に効きめがあります。
・食生活改善をやんなきゃなあと、真剣に思ってる人に効きめがあります。

 本書は食生活改善の実践ポイントを7つの章に分けてみました。

(1)ごはん技(2)野菜技(3)魚技(4)乾物技(5)備蓄技(6)減塩・減糖・減油技(7)料理の段取り技、こまかく分けると全部で155技になります。

乾物っていまいち使い方わからないし、面倒そう。そんなネガティブイメージがあるかもしれないけれど、使い方がわかってしまえばすっごく便利。そう簡単に痛むようなものではないから、まとめ買いできるしね。

あとはなんですかね、「ひじきや切り干し大根の煮物ってババアくさい」とかですかね。ババアくさくても健康な食生活のほうがいいでしょ!

『元気食 実践マニュアル155』では、ひとつの乾物について複数の簡単レシピが紹介されています。その中から自分の好みに合いそうなものを試せるのも良い。余裕が出てきたらちょいとアレンジをかましてみてもいいかもしれませんね。*1

 巻末に載っている「乾物表」を見ていると、これもあると便利そうだなー!なんて夢が膨らんできます。「乾物表」というのは乾物名と購入場所、価格を書いたリストなんですけど、購入するときに気をつけることや使い方のちょっとしたメモも書いてあります。読んでて面白いし、参考になる。

中でも面白かったのが、ドライプルーンに対するコメント。「砂糖だと思って使おう」だもの。あの甘さは確かに砂糖の塊ともいえるかもしれない。細かく刻んで使うと良さそう。

いまわたしの自宅にある乾物は切り干し大根、ひじき、青大豆、ごま、干し椎茸、桜海老、粒コショウ、鰹節、押麦ってなところです。もうちょっとラインナップを豊富にすべく、仕入れてこないと…!

定期券+αで上野まで行けるので、乾物を購入するときはもっぱらアメ横です。スーパーよりも安くて量がたくさん入った乾物が買えるからねー。私がよく立ち寄るのは、JRガード下にある「松葉屋」。

豆専門店かと思いきや、各種乾物が揃っていて便利です。ご参考までに。

うおつか流台所のリストラ術―ひとりひとつき9000円

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私が初めて読んだ魚柄氏の本。ひとりひとつき9000円って書いているけれど、実際はそんなにかかっていないって…!どうなってんの。

*1:メシマズ物を作りあげないように気をつけよう