ガサガサな足のかかとをつるつるに生まれ変わらせる、たったひとつの冴えたやりかた
【スポンサーリンク】
答え:皮膚科に行って、サリチル酸ワセリン軟膏を処方してもらう。
悲しみのガサガサかかとから生まれ変わるまで
私のかかとといえば、「正月にお供えしたものの、放置されまくってカチカチになった餅」のごとくひび割れてたわけです。冬のころは特にひどくて、頑固なほどカチカチ状態に。ひび割れが進んでくると、血がにじむんだよ…。そんな状態で歩いたら足はズキズキと痛いし、余計に傷は深くなるしで、涙目で歩いてましたね。
そんなある日、適当にテレビ番組を見ていた時のこと。たぶん、医学バラエティか何か。そこで「足裏がカチカチな人は水虫の可能性が…」なんてやってて。心の底からうげー!?って思った。やめてくれよ、そんな…うううう…。
「水虫…水虫か…」とフラフラしながら皮膚科に向かったところ、簡単な検査の後「菌無いです」とお墨付きをいただきまして。無事、水虫疑惑は晴れることとなりました。ふー良かった良かった。
いや、でも、かかとが恐ろしい状態になってるのは変わりないな。良くない。
そのとき「これでも塗っとけ(意訳)」と処方されたのが「10%サリチル酸ワセリン軟膏」でした。
見た目は普通の白色ワセリンだ。触った感じはねちょーっとしていて、肌に塗りつけるとべたべたする。正直、塗って楽しいものでもない。塗った後そのまま歩くと足に細かいゴミがつく。(スリッパか靴下を履こう)
それでも、なんとか数日は使ってみた。だけどあんまりかかとが変わった気もしないし、塗ると気持ち悪いし…と、いつしか放置される「10%サリチル酸ワセリン軟膏」さん…。
そして、しばらくしてまた来ましたよ「かかとがいたあああああい!!」と悶絶する日が。ダメ押しに使ってたかかと用やすりのせいで、かかとがごわごわチクチク状態だったんですよね…。硬くなった角質がささくれ立ってるので、タオル地のシーツが引っかかる感触があったほどでした。
ちらりとテーブルの上を見ると、そこにあるのは青い蓋の容器につめられた「10%サリチル酸ワセリン軟膏」。なんとなく、また塗り始めてみようかなって…。
塗るタイミングは風呂上り。容器から指ですくって、かかとにこすりつけるように塗り広げる。「ダメ元」くらいの気分でやってたのだけど、なんか…かかとの態度が軟化しているような…?
ひび割れた角質の溝が薄くなっている。ささくれ立ってたはずの角質が、いつのまにか消えてしまった。カチカチだったかかとが、いまは「ちょっと層が厚くなってる」くらい。今年の1月から始めたから、ちょうど1ヶ月ですね。この調子なら、サンダルの季節にはイイ感じのかかとになれる…!?
もっと早くやってれば。そしてあの時さっさと飽きなければ!と心から思いましたね。いやぁ、都合がいいやつだな私ってば。
たとえここまで重症ではなくても。かかとの角質が気になる方は、皮膚科に行ってみるとイイ感じのかかとを手に入れられるかもしれません。*1
*1:かなり余談だけど「たったひとつの冴えたやりかた」は、読み終わった後呆然としてしまう短編でした。「えっえっえっ、そういうラストのなの!?」って思うしかないよアレ…。せっかく手に入れたキラキラ光る未来も、ほんわかする友情も何もかも消えてしまうんだもんなぁ…。仕方ない、で済ましてしまうのも悲しいよね。