日々のこと

読書と文具たまに旅行。趣味と仕事の両立が永遠のテーマ

本は読みっぱなしにしない


【スポンサーリンク】

ふと思ったのですが、いわゆる自己啓発本を読んで「人生が変わった!」という普通の人ってどれくらいいるのでしょうか。自己啓発本に書かれた「良い」とされる考えや行動を実践し続けている人はどれくらいいるのでしょうか。

自己啓発本の効果については賛否両論ありますが、有名どころの本の内容を継続して実践していればそれなりに生きやすくなるんじゃないかなあと思っています。この「継続して実践」というのがポイント。一回読んだだけでは、なんかやった気になるだけで何も変わっていません。

その昔自己啓発セミナーに職場命令で行かされた同僚が言ってたよ。「セミナー後躁状態でモチベーションが高まりまくってたけれど、1週間もすれば元通り」って。ガンガン怒鳴られまくった後に最後は涙を流して「よくやった!よく耐えた!!」系のアレげセミナーでもそんなものなのですから、単なる読書ではどれだけ持つやらです。*1

ダイエット本も読んだときは「ふむ!」と思うけれど、あんまり続かないよね…!

自己啓発書について妄信的になるのは違うと思うけれど、「こういう考え方があるんだ」と覚えておけば意外なときに役に立つはず。

たとえば『7つの習慣』の時間管理のマトリクスは、やらなくてはいけないタスクがごちゃごちゃしているときに頭を整理するのに便利。『道は開ける』に登場するウィリス・H・キャリアの不安を忘れて問題と取り組む公式も、仕事や家庭のことで憂鬱な気分のときに落ち着いて考えるのに良い。

時々思い出して実行してみるだけでも、ちょっとは便利なんじゃないかな。

新しい本を次々と読むのも楽しいけれど、Kindleの本棚や物理的な本棚に入っている本を読み返してみるのもいいものだよね。 

関連記事

7つの習慣の感想です。「あー、なるほど納得」と思う部分と「ストイックすぎてできるのかコレ…」な部分がある本でした。

今更ながらに「道は開ける」を読んでみました。自分の不安を制御する方法を見つけることができれば、こんなに心強いことはないのだと思う。

*1:個人的には洗脳ちっくなそのセミナーに対して否定的な考えを持っていますが…。