『ビオレタ』(寺地はるな)は心地よい毛布のような物語でした

寺地はるなさんの『ビオレタ』を例えるならば、どんな風景だろうか。涼しい木陰のハンモックでゆらゆらと揺れている。あるいは、肌触りのいい毛布に包まれながら、陽だまりでウトウトしている。そんなふうに、暖かくて心地よい物語でした。そういうわけで。寺地はるなさん(id:haruna0109)の初単行本『ビオレタ』を入手した…