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日々のこと

特にありません

あぁ、テストテストの日々よ

思い出 考えたこと

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「テスト」で思い出すのは、一番初めに配属された職場のこと。必死で数値を追い求め、期限とにらめっこをしながらテストを行っていく。そんな職場でした。

当時21歳の私がいたのは、とある精密機器メーカーの品質保証部門。詳しく書くとアレがアレなのでぼんやりとした感じで書くと、様々な製品に組み込まれるような部品を作るための工場のラインの一部となる装置を作っていて、私の部署では出荷前の検査を行っていました。

その装置は国内だけじゃなくて世界各地に出荷される。主にアジア方面が多かったかな。

精密機器だけあって、検査で扱う数字もマイクロメートル、ナノメートルといった単位。ちなみに、1nmは0.0000001cm。

いろいろと求められることが多い装置で、お客様が違えば要求スペックも違う。環境が違えば、装置の設定も違う。*1 

 

そういった環境にいたせいか、先日放送が終了したドラマ「ルーズヴェルトゲーム」は夢中になって観ていた。

特に感情移入したのは、主人公の社長でも、野球部のメインキャラクターの沖原でもなく…技術部門の責任者である神山部長でした。

舞台となる電子部品メーカー青島製作所で、新型イメージセンサーの開発に奔走する場面がある。

顧客から突きつけられた納品期限の前倒しに「期限に間に合わせるのがムリだと言って、ウチのセンサーが採用されなかったら倒産だ…」とハラハラする社長に「期限までにできないものはできない」と頑固に断る神山部長。クソ頑固っぷりに社長もイライラ。

なぜ前倒しは無理だと言うのかというと、以前「スケジュール厳しいし…これで大丈夫でしょ」とOKを出した製品が回収騒ぎとなってしまったから。そして「もう二度とリコールは出したくない」と開発スケジュールを頑なに守ることになったわけです。そうだね、リコールダメ、ゼッタイ!!*2

そんな神山部長だけど、実は不眠不休でイメージセンサーを開発していた。無事にスペックを満たしつつ、お客様の求める期限にも間に合わせることに成功。この場面にはしびれた。このツンデレ!!

あのドラマを見ていると、お客様の要求を満たすために製造部門・技術部門・品質保証部門で力を合わせた日々がはっきりと思い出されたんだ。あの達成感のすばらしさよ。

とは言いつつも、実際のところは…。

品質保証部門がテストをして「ダメでげすな」と突っ返し
技術部門がどう直したものか対策を練り
製造部門がお達しのとおり修正を行い…
再びテストして「今度は数値が逆に振れすぎたようですよ」と突っ返し

という感じだったので「重箱のスミ的ツッコミウザイクソ品証」くらいに思われてたかもしれないね!

出荷前の検査というのはとっても大切なもの。そこでOKを出したらお客様先に出荷されちゃう。もしもテスト結果が間違ってたら、うっかりじゃすまないんですもの…。

今週のお題「テスト」でした。

*1:温度や気圧に左右される装置でした

*2:とかいいつつも、当時の職場でもリコールがあったりして、品質保証部門の課長がお客様に謝りにいったことがあったけど…