最強伝説黒沢1巻を読み終えるのに2週間かかったという話
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長編コミックの電子書籍の場合、1巻だけ無料とか99円とか手に取りやすい値段になっている場合があります。「面白かったら続きを買ってね」というわけですね。それについつい釣られて読み漁っていたりします。
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そんな中で、何の気なしに手に取った「最強伝説黒沢」の1巻なんですが。これがなかなかのツワモノでした。
「最強伝説黒沢」に関して私が知ってたこと
これだけ。
「『アジフライ』って何だよ」って感じですが、「彼岸島」に関する知識が「丸太」っていうのと似たようなものです。
さて、最強伝説黒沢をダウンロードして読み始めてみました。
最初のうちは「ふーん、働くおじさんの漫画ね」なんて思ってたのだけど…。
孤独が語りかけます。辛い、辛すぎる。
あまりに辛くて1日に3ページくらいしか読めない日もあったほど。
例のアジフライをスーパーで大人買いしたところなんて、「うわああああやめてええええええ!!!!」ってなりました。まさに心臓をわしづかみにされた感じ。
これか、これが伝説の「アジフライ」ということか。
この漫画を「黒沢頑張れ!!」みたいな気持ちで読める人もいると聞きますが、私はそんな風に読めませんでした。読んでてズキズキ痛い。
最強伝説黒沢はどうして読んでいてこんなに辛いのか。すでにいろんなところで語りつくされてると思うんですけど、黒沢と自分が重なるからなんですよね。他人事に思えない。
同僚とコミュニケーションを取ろうとして空回りするところとか。
飲み会に自分だけ誘われなかったことを知ってしまったり。
仕事もできて人望も厚いを見てうらやんだり。
一人がみじめなのではなく…この人恋しさがみじめだ…!
そう、そうなんですよ!!
一人でいることはなんてことはない。それはそれで楽しめる。
でも、ふと「ここに誰かいたらなぁ」と思ってしまったら…?
あまりにも辛すぎて「この後黒沢は報われるの?」と有識者に尋ねてしまいました。だって、このままなんてあんまりじゃないですか。
その回答が「黒沢軍団ができる程度にはなるよ」だったので、辛い気持ちがちょっと和らぎました。
よかった…黒沢があんなに欲しがってた人望が手に入ったんだ…。
それなら安心して続きが読めそうです。とはいえ読み終わるのに1年くらいかかるかもしれませんが。