信濃町のペルー料理店TIA SUSANA（ティア スサナ）がサッカー好きのオアシスすぎて驚いた
【スポンサーリンク】
信濃町のギャラリーに行く途中にふらりと入ったペルー料理店の「ティア スサナ」があまりにもサッカー好きの聖地すぎて圧倒されてしまった。壁をこれでもか！と埋め尽くすポスター、サイン、写真たちよ。天井にも色々あるぞ。ここはサッカー博物館なのか？と思ってしまうほど。
特にサッカーに詳しくない私でも知ってるような有名選手のサインや若かりし頃の写真があってものすごくびっくりした。コアなサッカー好きなら壁を見るのに忙しくて食べてる暇がないかもしれない。ここ飲食店なんだけど。
これらはすべて選手本人や関係者、サッカー好きのお客さんからもらったものなんだそうな。このお店に集まるのは、どちらかというと「現場派」のお客さんだと、話好きのオーナーが言ってました。お茶の間で見るよりは、スタジアムで応援したり、自分がプレイする人が多いのだとか。プロのサッカー選手も来ることがあるみたい。
スポーツカフェというだけあって、お店でサッカーの試合のビデオも見ることができます。もちろんビデオを持ち込んでもいいんだけど、このお店にある秘蔵のビデオライブラリーには、1,000試合以上も収蔵しているのだとか。
この「ティア スサナ」は、孤独のグルメマンガ版に出たことでも有名なお店。私は孤独のグルメ原作者の久住先生の個展へ行く途中にたまたま見つけたのだけど*1、「聖地巡礼」ということで北海道から九州までお客さんがきたんだって。すごい。
それで、孤独のグルメで主人公のゴローちゃんが食べてたのがこれ。フレホーレスセット。
ガーリックライスにかかっているのは、金時豆、豚肉、玉ねぎ、完熟トマトの煮込み。日本人好みの味に合わせず、ペルーの家庭の味そのままという話なんだけど、これが本当においしかった。見た目はカレーっぽいけれど、まろやかで懐かしい感じのする味。サクっと食べるつもりだったからご飯少な目のレディースセットにしたのだけど、これはそのままの量でよかったな。もっと食べたかったー。
ヤシの芽はたけのこっぽくて親しみの持てる味。
玉ねぎの酢漬けは自宅でも再現してみたいですね。さっぱりしているから夏に食べたくなる感じでした。
右上の紫色の物体はオリーブの実なんだって。私の知ってるオリーブはお店でよく見かける緑と黒だけなので、びっくりした。孤独のグルメでは「日本の梅干しみたいなもの」と説明されてたね。マンガでは白黒でわからない部分も、実際に食べに行くと謎が解けておもしろい。
ペルーのランチタイムは2時間が当たり前なのだそう。だからゆっくりしてほしいという気持ちを込めて、コーヒーはお替り自由。
メニューはこんな感じ。信濃町って、自宅や職場から行きやすいわけじゃないのだけど、また行ってみたいなと思ったり。他のメニュー気になりますし。
お店外観。ティアスサナのマスコットが描かれた看板が目印です。
通りにはこんな目立つ看板も出ているから、初めてでも安心！
お店入口も谷口ジロー先生が描くオーナーが迎えてくれるよ！
お店情報
スポーツカフェ ティアスサナ
東京都新宿区信濃町8-11 坂田ビルB1F
営業時間 11：30～23：00
JR信濃町駅 徒歩5分
関連記事
ご隠居じぃさんたちがヘビメタバンドを結成！朝っぱらから耳をつんざく様な大音量でギターをかき鳴らすじいちゃん、遅れてきた反抗期（ロック）がやってきたじいちゃん、トンデモ改造ギターを作るじいちゃん、ガッツリメイク＆UWFのロゴ入りヘビ皮の地下足袋着用のじいちゃんなどが揃ってます。
久住先生56歳記念の個展にいってきました、なレポ。展示されたイラストや切り絵から、久住先生のマルチな才能を感じることができました。
定年を迎えた「野武士」が、自由気ままに行きたいところへ行って、食べたいものを食べる。こんな生活してみたい。読んでいてやっぱり面白いのは、失敗した話なんだよね。
*1:すっかり忘れてたので、単行本2巻はよ！
