焼き物の町栃木県益子町へ行ってきました
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帰省のついでに、栃木県益子町へ行ってきました。益子町は益子焼きで有名な陶器の街で、窯元や販売店が約350件あるのだそうです。
真岡線益子駅から20分ほど歩くと「城内坂」と呼ばれる、陶器販売店が密集するエリアに入ります。
このあたりはどこを見ても陶器販売店だらけ!お店によって扱っている品物の傾向が違うので、いろいろ見てまわるのも楽しいよ。
お店を飛び出して、駐車場でも陶器の販売を行っていました。
陶器や雑貨のセレクトショップ「G+OO」の前には、背もたれが焼き物で作られたベンチが置いてあります。かわいい。
そうそう、益子では点字ブロックもこんな感じなのよ。
お店がたくさんありすぎてどこを見たらいいのか…!という時はこういった無料ガイドブックを参考に。
ガイドブックを開くと買い物情報だけでなく、観光案内も載っています。緑の中の散策や、益子焼きの歴史や文化に触れるのもいいかもしれない。
岩下製陶では益子最古の登り窯を無料で見学することができます。登り窯というのは大量に陶磁器を焼くために作られたもので、いくつかの焼成室に分かれています。横から見るとイモムシっぽいよね。
窯のなかには、こんなふうにぎっしりと並べられているんだねえ。
益子は実家からそれほど遠くないこともあって、実は帰省のたびに訪れています。そうしてちょこちょこ買っているうちに、自宅の食器が益子焼きだらけに…。
ホソカワカオリさんのぼんやりとした花柄シリーズが好きです。
益子焼きは「高級焼き物!」というよりは日常使いのものが多いので、数百円からと手に入れやすい値段なのも嬉しいところ。
おっと、このアロマポットも益子焼きでした。
この顔をした蚊遣りも売っていて、ちょっと欲しいなと思ったのだけど、私は蚊取り線香の煙が苦手なのであった…。
残念ながら、益子って電車だとちょっと行きにくい。都内方面からだと、JR宇都宮線で小山まで行って、水戸線に乗り替え。そして水戸線の下館駅で、第三セクターの真岡線に乗り換える必要がある。真岡線は1時間に2本程度しかないから、うっかりすると数十分の乗り換え待ちが発生したりしてね…。
そうした不便さを解消するためか、秋葉原から高速バスも出ているようです。秋葉原駅を出て同じく焼き物の街笠間(茨城県)を経由して、益子駅へ向かうルートとなっているので、時間をうまく活用すれば焼き物三昧な1日を過ごすことだって可能なわけですね。
関東やきものライナー : 益子・笠間 ─ 秋葉原駅 | 高速バスのご案内 - 茨城交通
可能ならば、自家用車で行くのが一番なのかな。ただし、陶器市の時期はものすごく混むよ!
陶器市は毎年5月と11月に開催していて、2014年度の秋の陶器市は11月1日から4日までだそうです。