誰もいない資材置き場はエモい。
なんだかぐっとくる。
高架下の資材置き場。
辺りに人の姿は見えない。
ただ、しとしとと雨が降るばかり。
この世界に誰もいないかのような寂寥感。ただそこには無機物だけが存在している。
文明や人類は衰退し、ただ朽ちていくばかり……。
そんなポストアポカリプス的なものを感じて、うっきうきしてしまうのではと分析してみました。
ポストアポカリプスもので好きな小説は、と尋ねられて答えられるほど数は読んでないのですが、『渚にて』はよかった。じわじわ静かに、そして確実に世界が滅びていく様子が描かれています。