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フリークみたいに考えろ!『0ベース思考 どんな難問もシンプルに解決できる』感想


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問題解決にまつわる本なのかな?サブタイトルを見たときにそう思った。確かに、問題解決にまつわる本なのだけど、思っていたのとは違った。でも、それが良かった。

と、いうのは『0ベース思考 どんな難問もシンプルに解決できる』を読み終わった時点での感想でした。
0ベース思考

フリークみたいに考える

「問題解決のためにはこういう手法を使って、こうやって分析して…」と具体的でロジカルな話は出てこない。物語を通じて「フリークのように考える」とはどういうことか教えてくれる。

フリークみたいに考えるってことは、問題の根本原因をつきとめ、それを取り除けるよう、力の限りを尽くすってことだ。

フリークみたいに考えるとは、大きくではなく、小さく考えることだ。

経済学アプローチに基づいて、「直観」や「主義主張」を排除する。データをもとに世の中の仕組みを通じて、物事の原因を探る。

これを実現するためには、「子供のように考えること」がキーワードとなる。知らないことは知らないと言うし、先入観はちょっと脇によけて考えてみる。先入観があると、問題に対してベストな解決方法が見つけにくくなってしまうのです。

先入観があると、そんなのあるわけないとか、いやだとか、アヤシイにおいがするから、だれもやったことがないから、洗練されてなさそうだから、といった理由で、考えられる解決策の大部分を退けてしまう。

子供はちっちゃなことでもしつこく「なんで、なんで」と聞いてくるでしょ。そこも「フリークのように考える」につながる部分でもあります。

この本を手に取った理由

仕事の一部に、業務の改善活動というものがあります。もちろん、自分の業務を効率的に行うには?というようなことを考えることもありますが、全社を巻き込んで業務のプロセスを変えていくようなものもあります。

その改善活動を行うにあたって、様々な課題があります。そもそもの問題はどこなのか?というようなこととか、別の部署の人たちがイマイチ乗り気じゃないからどうしたもんかなぁとか。

フリークみたいに考えることで、それらについて何かしらの答えが見つかるはず!頑張ってみます。

心に残った文章

自分と似た考え方をする人についてなら、どうすれば行動を変えられるかをイメージしやすいが、行動を変えたい相手というのは得てして自分のような考え方をしないものだから、期待したような反応が得られない。

本当にそうよね!うなづくしかない。

関連書籍

今回紹介した書籍はこちら。
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無料試読版というのもありました。

同じ著者の『ヤバイ経済学』『超ヤバイ経済学』も気になる。

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以上、「フリークみたいに考えろ!『0ベース思考 どんな難問もシンプルに解決できる』感想」でした。