日本語の語彙力を増やしたいなら、朗読をするのが一番効果的
【スポンサーリンク】
文章を書くときや話をするときなど、自身の語彙力のなさを痛感することがあります。アナウンサーの魚住りえさんの著書『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』によると、「語彙力を増やすなら朗読をするのがお勧め」なのだそうです。
日本語の語彙を増やしたいなら、朗読しよう
ボキャブラリーを増やしたいなら、本を読みなさい。
これって良く言われることですよね。でも、本を読んでいて語彙力が増えたような気がしますか?正直なところ、私は感じたことは特にないんですよね…。もしかして、まだまだ読む量が足りなかったのか!?
残念ながら、黙読では頭に単語が定着しにくいのです。しっかり頭に入れておけるのは、朗読、なのだそうです。
声に出して読んだ言葉は確実に脳に蓄積され、その結果、ボキャブラリーが豊かになるように思います。
英語の勉強に音読が含まれるのは発音の練習だけじゃなくて、単語や文法を頭に入れるため。そう考えると、朗読することで日本語の語彙力をつけることができるのは納得できますね。学生時代も、国語の時間に音読した経験あるでしょ?
朗読のやり方
- お腹にグッと力を入れながら読む
- 声量は大きいままキープ
- 言葉に集中。言い間違えない
- 口をしっかり開けてハキハキ
- スピードは一定に
朗読はボキャブラリーを増やすだけではなく、話上手になるための練習にもなります。その理由を魚住りえさんはこのように述べています。
あくまで私の推測になってしまいますが、「適正な言葉をスピーディに選び出す能力」は、「ミスせずに声に出して読み続けられる集中力」と相関関係があると思うのです。
仕事なんかでよくあるのが、後になって「あの時こう言えば良かった」と思うこと。朗読によって言葉の反射神経を鍛えることで、そうやって悔やむことも減ることも期待できそうですね。
実際に朗読をやってみた感想
『たった1日で声まで良くなる話し方の教科書』に掲載されている朗読用原稿を使って朗読にチャレンジしてみました。
正直なところ、ナメてました。朗読なんて簡単でしょ、って。
いやいや、これなかなか難しいぞ!?
噛んだりつっかえたりして、なかなかスムーズに進みません。テレビを見ていて「おっアナウンサー、今噛んだな」なんて思ってすみません…!言葉に集中して、きれいに読める事の難しさを思い知りました。
朗読によって語彙が増えたかどうかは、正直どうなのかまだ分かりません。結果を期待するなら続けていくことが大切なのだと思っています。
朗読原稿は好みのものを用意すれば良いと思います。私の場合はというと、話題のキーワードを学べて一石二鳥!と、新聞の社説を読めるandroidアプリを使っています。
iPhoneユーザーなら、様々な新聞のコラムが読める「たて書きコラム」が、朗読用の原稿探しに良いかも。
https://itunes.apple.com/jp/app/tate-shukikoramu/id482348231?mt=8&uo=4&at=10lthB
参考書籍
朗読の前の準備運動や、朗読の際の抑揚のつけ方も参考になりました。プレゼンや顧客・上司への説明を行う機会があるような方には、特に参考になるんじゃないかと!
個人的には、電話での話し方が役に立ちました。
以上、「日本語の語彙力を増やしたいなら、朗読をするのが一番効果的」でした。