レトロかわいいもの好き集まれ!「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ」展に行ってきました
Bunkamuraで開催中の「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ」展に行ってきました。結論から言うと、「かわいいもの好き」「レトロな柄に惹かれる」「ファッションに興味がある」な方は、見に行くべきでしょう。すてきなプリントに囲まれた空間に、興奮しまくりの一時を過ごせるはず。
トワル・ド・ジュイとは?
「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ」展のリーフレットから引用してみます。
18世紀にドイツ出身のプリント技術、クリストフ・オーベンカンプ(1738-1815)が、フランスのヴェルサイユ近郊の村、ジュイ=アン=ジョザスの工場で産み出した西洋更紗です。
人物が田園に遊ぶ、単色の田園風景のモティーフに代表される優雅で楽しいコットンプリントの数々は、今でもフランスの伝統的な布地として愛されています。
西洋更紗の出現というのは、ヨーロッパでもインパクトのあるできごとだったようです。作るのに手間のかかる織物とくらべて、コットンプリントの手軽なことといったら。それまで服飾のメインに使われていた織物を駆逐してしまうほどだったのだとか。
織物技術の保護のために、コットンプリントの作成禁止となった時期もあったようです。
展示について
日本に入ってきた西洋更紗アイテムの→西洋更紗の元となったインドのコットンプリント→トワル・ド・ジュイの西洋更紗と順路は進んでいきます。
まさか江戸時代の着物に西洋更紗が使われているとは知らず。様々な西洋更紗を組み合わせて作った着物がおしゃれでした。
トワル・ド・ジュイといえば、田園風景のモチーフなんでしょうけども…。個人的には洋館の壁紙に使われてそうなお花柄の方が好きですね!
下記画像でいったら、右3つ。
でも、コットンプリントの工程をプリントしたものは、「こうやって西洋更紗を作ってるのか」となかなか興味深かったです。
あと、すてきだったのが西洋更紗を使ったエンパイアスタイルのドレス!いつまでも見ていたくて、ドレスの周りをぐるぐると何周もしてしまいました…!着てみたい。
買ってみた
植物と動物ミックスのゆるキャラっぽいのがいる絵はがきを売店で入手。同じ柄のマスキングテープもあったのだけど、ちょっと高かったので購入しませんでした(でも、買っておけばよかったかも)
ちなみに、トワル・ド・ジュイのプリントを使ったアイテムはこちらから購入できます。
⇒楽天市場 トワル・ド・ジュイでの検索結果
展示詳細
【西洋更紗 トワル・ド・ジュイ】
- 会場:Bunkamura ザ・ミュージアム
- 会期:開催中~7月31日(日)
- 開館時間:10:00~19:00(金、土は21時まで)
- 入館料:一般1400円
- 最寄り駅:各線 渋谷駅
- 公式サイト:西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展 | Bunkamura
- 他会場
- 会場:郡山市立美術館
- 会期:2016/8/6(土)~9/11(日)
美術館の帰りには、絵はがきを一枚買ってみませんか
美術館ですてきな作品に出会っても、熱量のある「きれい!」「かっこいい!」という気持ちは時間の経過とともにおさまってきてしまう。そこで、お気に入りのポストカードを売店で買って、裏側に記録を残すという試みをしています。
詳細なやり方は以下です。
絵はがきを購入する
展示を一通り見たら、絵はがきを売店で一枚買います。
何枚にも渡って感想を書くわけでもないし、たくさんあっても持て余してしまうので、「これだ!」という一枚だけ。
ポストカードはだいたい150円くらいなので、それほどお金がかからないのが良いですね。
裏側に記録を残す
帰宅したらポストカードの裏側に以下のような記録を残します。
- 展覧会名
- 美術館名
- 日にち
- 感想
自分で見返すだけなので、感想は何でもアリ。
後から読み返してくっきりと思い出せるように、帰りにお茶した店のことも書いちゃったりして。
もしも書くことが思いつかなかったら、デコってしまえば良い。
そんなときに便利なのがマステ(マスキングテープ)。
企画展示にちなんだマステが売店で売っていることも多いので、気に入ったものがあれば購入しています。
リーフレットの一部を切り抜いて貼る方というのもいいかもしれない。
たまに見返す
どこかに偏ってたり、いろんなジャンルに手を伸ばしてたり。はがきを見返すことで、自分の興味の範囲がわかって楽しい。次にどんな展覧会にいこうかな、とワクワクしてくる。
『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』を読んだら美術館にすごく行きたくなった
先日書店で見かけた『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』。今の気分にすごくマッチしていて、タイトルを見ただけでぐっとひきこまれてしまいました。
というのも、美術館に行っても「なんだか消化不良…?」というモヤモヤ感があったから。
それは「たぶんすごいんだろうけど、よく分からん…」という気持ちになることが多いんですよね。知識が足りない?いや、それは分かるんだけど!
この『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』を読んでまず気がついたのはひとつ。
美術館に行くときには「よし!行くぞ!!」と妙に気合いが入ってる自分がいたということ。「作品を見る」という行為に対して、礼儀正しく向かわなきゃいけないような気持ちになっていたんですね。
だけど。もっと気軽に遊びに行くような気持ちで行っていいんだよ、とこの本はそっと背中を押してくれました。
美術館の楽しみ方は、ただ展覧会を見るだけではありません。カフェでのゆったりとした時間。あるいは平日の独特の雰囲気など、美術館が持つさまざまな表情には多様な楽しみ方があります。
さて、美術館に行こうじゃないか
それなら、早速美術館に行ってみようではないか。そう思って選びがちなのが、ビックなタイトルのやつですね。
何しろ作者が有名だ。見たことあるものを生で見られるぞ、と。
でも、それは美術館初心者にはイマイチな選択なんですって。
逆に、初めにあまりおすすめしないのは人気の高い展覧会から見に行く方法です。多くの観客が押し寄せて押し合いへし合いで疲れただけという結果になりかねません。
ここを読んで若冲展の騒ぎ?のことを思い出しました。TwitterのTL見てるだけで行く気を無くしてしまったんで、結局行かなかったんですけども。
それでも、ながーーーい行列に並んだ経験はあります。ダリ、マグリット、モネ、エッシャーなどなど。最近?だと鳥獣戯画とか。
美術の教科書に出てくるような名前が出てくる展覧会は、だいたい並びますよね…。
そういうわけで、オススメなのは小規模の美術館ということになります。適度に空いていて、自分のペースでゆったりと見てまわれて良い。気になった作品をまた見よう…と行ったり来たりしても怒られなそうだ(当然、出口から出てはダメだけど)。
間違っても人の後頭部ばかり見てた…なんてことにもならないし。
『芸術がわからなくても美術館がすごく楽しくなる本』はこんな人におすすめ
難しいことは分からないけど、少しでも美術館を楽しんでみたい。
そんな気持ちがある方にはぴったりだと思います。
イヤホンガイドの使い方や「バイヤー気分で見てみよう」なんて遊び方も提示してくれちゃいます。
【五反田ランチ】アルコイリスベンボス でペルー版カレー「アヒデガジナ」を食べる。
五反田・目黒・大崎のランチパスポート発売を受けて、早速掲載店に行ってきました。今回訪れたのは、「アルコイリス」というペルー料理店です。
目次
五反田でペルー料理を!
この店を選んだ理由は「ペルー料理ってなかなか食べる機会ないよね」っていうのと、昼休み中に行って帰って来れるからってなもんです。職場の近くに珍しいお店を見つけて嬉しくなっちゃいました。
アルコイリスに行ってみた
五反田の駅近くの路地ペルー料理メニュー看板に誘われるようにして、階段をのぼる。
ドアを開けると、現地の食堂かと思うような風景が広がっていた。インテリアもそうなんだけど、お客さんに日本人が少ない。おそらくペルーの方なんだろうなぁという人は多い。
なんでかなあ、と調べてみたら東五反田にペルー共和国領事館があるんですね。
そんな空間で、日本のワイドショーがつけっぱなしになってたのが異質な感じて面白かったです。
ランチにはスープがついてくるぞ!
注文をする前に、水よりも早くスープが出てきた。そうか、この店はランチ時間帯はスープがデフォルトでついてくるんだな。
アヒデガジナとは何だ!?
ランチパスポートを使って、このアルコイリスで食べられるのは「アヒデガジナ」だそう。アヒデガジナ、初めて聞いた。何者なんだ。
ランチパスポートによると、チキンを煮込んだペルーの定番料理。ペルー版カレーとも言われるのだそう。
スープを食べ終わる頃、いいタイミングでアヒデガジナがやってきた。
すてきににスパイスが効いたルーの中をかき分けていくと巨大なイモが登場したのが印象的でした。鶏肉もたっぷり入ってて嬉しい。しっかりめの味付けでご飯がすすむ。
スパイスきいてるとはいっても、辛いわけじゃないんですよね。スルスル食べられる。あっという間に平らげてしまいました。
ランチメニューはこちら
通常のランチメニューはこちら。
個人的には牛肉スパゲティとペルー風牛チャーハンが気になるところ。
関連サイト
[tabelog:107433:detail]
関連記事
アルコイリスは、人生2度目のペルー料理。1回目は漫画版孤独のグルメにも登場したこちらのお店です。
信濃町のペルー料理店TIA SUSANA(ティア スサナ)がサッカー好きのオアシスすぎて驚いた - 日々のこと
黒糖が効いててウマイ!埼玉の喫茶店「一凛珈琲」のバームクーヘンを食す
埼玉県を中心に展開しているコーヒーチェーン「一凛珈琲」。レトロな内装とバラエティ豊かなメニューが人気のお店です。(まだ行ったことないけど)
ふらりと立ち寄った店で、なぜか一凛珈琲の「ミニバウム」が置いてあったので、ホイホイ買ってきてしまいました。で、食べたら案の定ンマかったので、皆様にお知らせしたい次第です。
さぁ、「一凛ミニバウム」を食べてみよう
袋を開けると、甘いバター菓子の香りが広がります。
口ににいれると、しっとりもっちりした食感です。後味に残る黒糖と洋酒の風味が、リッチな余韻を残しています。
これはパクパク食べるようなお菓子じゃないですね。コーヒーと一緒にじっくり味わいたい。
ミニバウムというけれど、けっこうお腹にたまります。カロリーが気になるけれど、それは気にしちゃいけない部分なのかもしれませんね。(食べたら運動しよ…)
フォークで適当に切りながら食べるとポロポロ崩れるので、先にナイフで切り分けた方が食べやすいですね。これはどのバームクーヘンでも同じだと思うけど。