高い調味料、安い調味料。そんなに差があるものなの?
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週末は、1週間分の食料を買出しにスーパーに行くことにしている。野菜、魚、肉と滑らかにいつものルートを進んでいく中で、そういえば、と思い出した。そろそろお酢がなくなりかけているんだった。カートを左側に向けて、調味料エリアに向かうことにした。
棚には様々な種類の酢が並んでいる。一番最初に目につくのは、おなじみのメーカーの穀物酢。同じ穀物酢でも、ちょっとお高いものもある。数十円程度の差だったら「誤差の範囲かな」なんて気にも留めないけれど、さすがに百円以上違うと、話が変わってくる。値段の違いは、味の違いとしてあらわれるものなんだろうか…?そんなことを思いながら、手に取ったのは当然特売印の酢なんですけどもね。
高い調味料と安い調味料の差とは。それが少し気になって、手元にあった雑誌をパラパラとめくってみた。衣食住にまつわるアイテムを比べる雑誌「LDK」で、調味料の比較特集ってなかったかなー、と思って。
すると、2014年11月号にありました。オリーブオイルの比較特集。
テストの対象となるのは30種類のオリーブオイル。色、味、香りの品質部門、コスパ、使いやすさのコスパ部門に分けて比較評価しています。
高評価のオリーブオイルは?
結論からいうと、LDK的にお勧めとされたのが「トスカーナエクストラ バージン オリーブオイル」と「ドン フェデレ エクストラバージン オリーヴオイル」でした。
最高品質賞に選ばれたのが、「トスカーナエクストラ バージン オリーブオイル」。パンにつけても加熱しても美味しいのだとか。
コスパ抜群賞はこちら。100グラム85円という脅威のコスパなのに、他のオリーブオイルと比べて果実感や香りが優れていたとか。生食用には向かないけれど、加熱するときちんとオリーブが香るんだって。オイル煮なんかにも良いのかなー。
ちなみに、いくつかのオリーブオイルは店頭に並んでいる時点で酸化していて、評価の対象外となっていました。封を開ける前からダメになっているって…悲しみと苛立ちでいっぱいになりますね!さすがにシロウトにも分かるダメさ加減なんでしょうかね。
高価なオリーブオイルはどうなの?
テストの対象となったもののなかには、100グラムあたり400円以上にもなるオリーブオイルもあって。色・味・香りについては、さすがに高い評価を得ていました。色10点、味14点、香り12点だって。*1
でも100グラムあたり約160円の「トスカーナエクストラ バージン オリーブオイル」と、そう評価は変わらないんですよね…。こっちは色10点、味12点、香り12点だもの。「トスカーナエクストラ バージン オリーブオイル」より高くても、評価がいまいちなオリーブオイルもたくさんありました。
値段と品質の高さはイコールではない。高いもので美味しいものは確かにあるけれど、それよりももっと安い値段で近いクオリティのものを手に入れることだって可能だ。庶民の私としては「安く美味しいもの」を手に入れていきたいですね!オリーブオイル以外の調味料についても、雑誌で比較検証してもらいたいな。
LDK (エル・ディー・ケー) 2014年 11月号 [雑誌]
- 作者: LDK編集部
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2014/09/27
- メディア: Kindle版
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今週のお題「調味料」でした。
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*1:色:16点満点、味:18点満点、香り:16点満点