ハワイ・オアフ島のマノアの滝(Manoa falls trail)へ
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ハワイ・オアフ島中心部から往復5.5ドルで行けるジャングルを歩いてきた。2年ぶり2回目のManoa falls trailだ。
目次
The Bus
Manoa falls trailというのは、その名の通り「マノアの滝」を目指して歩いていくトレッキングロード。 スタート地点から片道40分ほどでサクッとゴールまでたどり着ける。街中からは公共交通機関のThe Busで20分ほど。 行って帰って半日程度の旅です。
Manoa falls行きのバスは、アラモアナショッピングセンターの山側にある5番乗り場から乗る。終点まで乗ればたどり着くという、観光客に優しい仕様。
街の中からしばらく走ったバスは、山沿いにある住宅街の中でピタリと停まった。 どうしたんだろう?と考えて「Manoa falls?」と訊ねたら、そうだという答え。バスはここでしばらく待って、街へと戻っていくみたい。 全員降りないから、まだ先があるのかと思っちゃったじゃない。
バスから降りて振り返ってみると、遠くにビル群が見えた。
マノアの滝に向かって出発
Manoa falls trailの看板を過ぎて、最初の階段を上りはじめると「よし、行くか!」という気持ちになる。
初心者向けの高低差の少ないトレッキングロードだけど、ふだん意識して歩くことは少ないのでいい運動になるなぁと思う。
それにしても、右を見ても左を見てもワサワサとした緑だらけだ。まさにジャングル。トレッキングロードが整備される前は、辺りは全部緑に覆われていたのだろうか?
今回のManoa falls trailを歩いていて助かったのが、カッパの出番が全くなかったこと。前回は雨のなかを歩いたこともあって、かなり体力を持っていかれた。 同じ道でも「雨が降っていない」というだけで、楽に歩けるものなのか……。
巨大な蚊の大群に付きまとわれる
その代わり困ったのが、蚊の大群に常に付きまとわれたこと。
川の近くを歩く箇所を中心に、日本の1.5倍以上はあるかという蚊がうじゃうじゃといた。 「写真を撮ろうかな」と立ち止まると、顔や腕など肌が露出している部分を中心に大量の蚊が寄ってくる。
虫除けスプレーなどの対策をしてこなかったことを後悔した。まさかこんなことになっているとは知らなかったよ……。
そういうわけで、立ち止まると蚊がやってくるので、この記事の写真は手でブンブンと蚊を追い払いながら撮ってます。
緑が美しい
雲から出たり引っ込んだりの太陽が辺りを照らす。湿気が多い空気のせいか、緑が濃く見えた。
雨が降っていれば、水滴に光が反射してもっときれいなんだけどね。その代わり、ハードな環境に体力が吸いとられていくのだけども。
どうやらマノアの滝周辺は午前中に雨がが降りやすいみたい。そういえば前回はお昼前に歩きだしたんだった。 今回はすっかり寝こけていたせいもあって、トレイルのスタート地点に着いたのが12時半ごろだったもんなあ。
地元民、強い
今回も驚いたのが、地元民らしきビーチサンダルでスイスイ登って行く人々がやっぱりいたこと。
雨がちなエリアということもあって、足元はぬかるんだ箇所も多い。階段みたいになっている岩を登っていったり、引っ掛からないように木の根を慎重に避けていく必要もある。
それらを防御力の低いビーサンで乗り越えていくには、慣れと体力が必要ですね。
無事、ゴール
ゴツゴツした木の根と抉れた階段のエリアを過ぎたら、滝が見えた。
今回は体力に余力があり、ヘロヘロの体で「やっと着いた……」と座り込む、みたいなことにはならなかったけれど、ゴールにたどり着くというのはある一定の達成感は得られるものだなあ。
日が射すと滝壺の上に小さな虹が現れた。
おまけ
Manoa falls trailのゴール地点横から別のトレイルの案内標識があったけれど、さすがにそっちに行ける体力はないなぁ……!
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前回マノアの滝に行ったときの記事です。 本当に雨が辛かった~!
前日にはオアフ島の北部の街、ハレイワに行ってきました。
トレッキングへの持ち物
初心者向けのトレイルとはいえ、 両手が空いていたほうが危なくなくていいよねー、とこちらのミニリュックを背負って行きました。
20リットルという大容量なので、カメラと三脚を入れてもまだ空きがある。リュックの横にペットボトルを刺せるメッシュポケットがあるのも助かった。
使わないときはコンパクトに畳めるので、旅行のときはスーツケースに入れておくと役に立ちますね。