ふんわり優しいエアリー写真の撮り方のコツ。光・色使い・構図などなど
【スポンサーリンク】
何かしら心が動かされた時、写真をパチリと撮る。おいしそうなご飯を目の前にしたときとか、美しすぎる風景に出会ったときとか。かわいい猫を見つけた時というのもあるよねー。
撮る瞬間はテンションが上がってるけれど、後から写真を見ると微妙に思えて削除してしまう。何も考えなしに撮っていると、何がしたかったのかわからない写真が撮れてしまうのだ…!
そうだ、テーマを持って写真を撮ってみよう。
そういうわけで、こちらの本を買いました。
『写真図解でわかりやすい まりこ先生が教える イチバンやさしい写真の教室』は、写真家の山本 まりこさんによる「エアリーフォト」撮影のノウハウ本です。
基本的な撮影に関する本はすでに持っているので、また違った角度の書籍を読んでみようかな、という気持ちから購入しました。
『写真図解でわかりやすい まりこ先生が教える イチバンやさしい写真の教室』の中身はこんな感じ。
この本を読んで改めて気が付いたのは、見たままの写真じゃなくてもいいんだということ。私の中で「写真は見たままを撮るもの」という固定概念があったので、目からウロコが落ちまくりでした…!
絵を書くように写真を撮る。なるほど、そういう方法もあるんだなー。
「エアリー」な写真のポイント
- 背景はとろけるようにぼかす
- 光の位置は逆光、露出はプラス補正で明るく
- フィルタやホワイトバランスで色を乗せる
- 物語を感じさせる構図
カラーフィルタやホワイトバランスの設定で、食べ物や人物は黄みを、風景写真は青みをプラスするのがポイントかも。色の調整はやりすぎない程度にふんわりとさせて、パステル調の色使いにするのが良さそう。
こちらの写真は山本 まりこさんのInstagramより。
スマホで「エアリー」写真を撮るには?
とろーんとしたボケは、スマホのカメラだと難しい。
露光や色についてはホワイトバランスだけでなく、後からアプリで調整できるので何とかなるかな…。でもちょっと限界はあるかな…?という印象です。
構図の工夫については、自分の腕の問題だね!練習するしかない。
スマホできれいな写真を撮りたいなら
スマートフォンに装着して使う「レンズスタイルカメラ」というものが、ソニーから出ています*1。ちょっと変わった製品として話題になったので、見たことがある方も多いかも。
作例を見てみると、さすがにスマホとは違うねー。フルーツは瑞々しく映るし、夜景のキラキラ度も段違い!ウヒョー!!
…ってなったけれど、結構いいお値段するのよね。
10倍ズームの「QX10」が約2万円くらい。高画質の「QX100」が3万円くらい。
個人的には、「ミラーレスカメラで間に合ってるかな?」という感じなのだけど、気軽にきれいな写真を撮りたいって人にはいいのかも。サイズが小さいので、持ち運びが楽ですしね。
それから、カメラは持っていないけれど、Instagramにきれいな写真をアップしてみたい!という方。Wifiでスマホに写真が送られてくるので、すぐにSNSにシェアできるのが良さそう。
QX10/100でエアリーフォトにチャレンジしている方っているのかな?気になるところです。
最後に
なんでも「エアリー」調に撮るのは飽きが来てしまうだろうから、意外なもので狙ってみるのも面白そう。関連書籍もたくさん出ていてチャレンジしている人も多いし、「いかにも」な写真じゃつまらないよー。
とはいっても、まずは基本から。料理だって変なアレンジ加えると、大変なことになるもの。写真だって同じことですよね*2。
以上、「ふんわり優しいエアリー写真の撮り方のコツ。光・色使い・構図などなど」でした。