花蓮の朝市散策。地元ならではのディープな雰囲気を味わえる。
台湾旅行をするときには夜市での食べ歩きを目的の一つにしている人も多いかと思う。夜市があるのならば、朝市があってもいいのじゃないか。
そう思ってスマホで検索をしてみたら、見事にヒットした。
台湾・花蓮市を訪れた際に訪問した、朝市のことを書いていきます。
目次
花蓮の朝市は重慶路付近
花蓮市内で開かれている朝市の場所は、重慶路という大きな通りの近く。数百メートルに渡って朝市のテントが連なっています。朝市は、夜市とはまた違って地元の人が多め。
大量の原付の人たちが、スローペースで車道を走っている。なるほど、こうやってお店の品定めをしているんだな。
うっかりぶつからないように注意が必要。
朝市の中心アイテムは生鮮食品
販売されているのは野菜やフルーツ、魚などの生鮮食品が中心。
各店舗では、商品が入った底の浅いプラスティックコンテナがずらずらと並んでいる。
おっ、これがインスタ映えかな。うっかりそう思ってしまうくらい、野菜やフルーツの色が鮮やかだ。
路面店では、調理済みの惣菜などすぐに食べられそうなメニューは見かけなかった。
そうすると、朝ごはんを目的に行くのはちょっと違うのかな。
朝市の雰囲気を味わいに、ぶらぶら散歩。観光客の我々には、そっちの方があっていそうだ。
重慶市場に入ってみよう
重慶路をまっすぐ進んでいくと、重慶市場という建物が見えてきた。
建物の前には大量の原付が止まっている。さっきの品定めをしてた人たちも、やがてここに集まってくるんだろうか。
建物の中には小さなスペースで区切られたお店がぎっしりと詰まっている。
思わずぎょっとしてしまったのが、入口そばのお肉屋さん。羽をむしられた鶏がさかさまにずらっと並んでいた。
シンクロよろしく、ひっくり返った鶏の脚。
なぜか魚の頭を並べている魚屋もあった。
見慣れない風景に、異国を感じる……。
ぐんぐん進んでいくと、お菓子のはかり売りのお店を見つけた。コンテナに入っていたのは、飴やヌガー、ゼリーなど。
確か、半斤(300グラム)で60TWDだったかな。
こういうのって、わくわくしちゃう。
袋をもらってどんどん詰めていく。味の想像がつかないものばかりだけど、お試し気分で入れていくのが楽しい。たとえ変な味でもネタになるし、いいよね。
浮かれてどんどん詰めていたら、支払いは100元だった。500グラムかー、結構買ったな。
最終的に詰めたのはこのくらい。
主な中身です。謎日本語がなんだかおかしい。
"おちせのかほ"ってなんだろう……?
路面店にはなかった、惣菜店や、イートインスペースのあるミニ食堂もちらほら見かけた。
なかには洋服を売っているお店もあって、「なぜここで?」という違和感が面白い。
重慶市場は、もしかしたら「なんでもあり」の場所なのかもしれない。
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花蓮で有名なかき氷やさん。氷の下には宝物がうまっている。
安くておいしいワンタン屋さん。注文もスムーズでした。
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花蓮の有名店「五霸包心粉圓」のメロンパンみたいなかき氷を食べてみた
Twitterの「#花蓮はいいぞ」タグで知った「五霸包心粉圓」。
花蓮で一番有名といわれるかき氷屋さんなのだそう。
花蓮に来たのならば、せっかくだし行ってみましょう。
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五霸包心粉圓に来ました
「五霸包心粉圓」の看板メニューは、メロンパンみたいな見た目の「五霸包心粉圓焦糖煉乳刨冰」。
ドカっと盛られてやってきたそれは、想像していたよりも大きい。
山崎春のパンまつりで貰えるくらいのサイズはあるな…?
氷にサクっとスプーンを入れると、隠れている具が見える。緑豆・紅豆、包心粉圓、豆花、仙草ゼリー。
具単体で食べるとちょっとぬるい。茹でた具の上にかき氷を乗せている模様。
これは氷と一緒に食べるのが正解なんだな。
もちっとした包心粉圓は、中に餡が入っている。
ミニ水まんじゅうの噛み心地強化版といったところだろうか。
餅・あんこ好き勢としてはこの具を支持したい。
豆花、仙草ゼリーはふつう。
豆花、仙草ゼリーは味に差をつけにくいので、極端にまずいとかウマイとかそういうものに当たることってない。安心して食べられる味。
「五霸包心粉圓焦糖煉乳刨冰」はボリュームたっぷりな見た目だけど、半分かき氷なのでお腹いっぱいになりすぎない。
私が訪れた20時過ぎの店内は、男性・女性問わずたくさんの人であふれていました。甘すぎない味なので、男性でも食べやすいのだと思う。
帰るころには、店の出口にちょっとした行列が。23時まで営業しているから、「遅い時間だけれどちょっと甘いものが食べたい」なんてときに寄りたい店なんだろうな。
五霸包心粉圓での注文の仕方
中国語なんてとてもできない私。壁に貼ってある写真を指差して「This one, please」で、通じた……!
似たような観光客がいっぱい来るから、なんとかなってるんだと思います。
中国語で「これ1つください」くらいは覚えておいた方がいいのか?
中国語の発音は難しいから、付け焼刃の中国語より英語のがマシか?
どうにもならなかったら、Gooogle翻訳先生にまかせればいいか!
(この旅ではGooogle翻訳先生に助けられました)
五霸包心粉圓の名物かき氷の値段は?
メニューは机の上に張り付けてありました。
…が、私が行ったときは別のお客さんのお皿の下……。
彼が帰った後に確認したら、値段は60TWDでした。なるほど、ワンタンより10TWD安い。
五霸焦糖包心粉圓について
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台湾の牡蠣オムレツ❨蚵仔煎❩って何だ?寧夏夜市で食べてみた
台北に来たら、マストとも言われる「蚵仔煎」。牡蠣入りオムレツとも呼ばれる食べ物ですね。
わたし、これよくある卵たっぷりオムレツに牡蠣が入ってるかと思ってたんですよ。黄色い生地を割ると、その中に牡蠣が詰まっているものなのかと。
そんな想像とは、全然違った……!
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寧夏夜市の行列店「圓環邊蚵仔煎」
おいしいもの満載の寧夏夜市❨ニンシャー・イエスー❩の中で、ひときわ目立つ行列ができていたのがこちら。圓環邊蚵仔煎(ユェンハンビエンオアジェン)。
夜市の店舗が出展しているエリアの中でではなく、路面に常設の店舗があります。
人気の高いお店のようで、私が行った18時頃には長い行列ができていました。
店内で食べる場合の待ち時間は20分くらいだったかな?持ち帰りにすれば、さらに待ち時間は短くなります。
席に案内をされるときにメニューを聞かれるので、心の準備を。
観光客の多いお店なので、中国語ができなくてもなんとかなりました。
蚵仔煎の正体は?
「蚵仔煎」はオムレツというよりは、卵と牡蠣のあんかけといったような料理でした。
箸でつまむと、生地がうにょーんと伸びる。
卵も入っているけれど、繋ぎは片栗粉メイン。生地がプルンプルンしています。
味は甘辛しょっぱい。小腹が空いたときに嬉しい、ジャンクな味がします。
生地を探っていくと、小降りな牡蠣がたくさん入ってる!牡蠣を見つけると、宝物探し的な感じで嬉しい。
これで70TWD。約250円ほどでしょうか。
寧夏夜市もぶらぶらしていこ
寧夏夜市を訪れたなら、ついでに屋台も冷やかしていくのもおすすめ。
食べ物だけじゃなくて、おもちゃのお店もあります。
私が行った日はどしゃ降りで、足元がべちゃべちゃに。
間違っても外に出たくない天気ですが、ホテルが夜市の目の前だったので気にせず色々買いこんじゃいました。
ちなみに、泊まったホテルはこちらです。
お値段は5000弱くらいかなー。
- チェックインが簡単❨パスポート渡せばそれで済んだ❩
- 室内でWifiが使える
- 夜市まで徒歩1分
- ホテルの横には24時間営業スーパー
- 中山や迪化街まで徒歩すぐ
という便利なホテルでした。
部屋のなかはベッドと小さい机くらい。 でも、寝るだけならこれで十分!
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The Nine ❨ザ・ナイン❩のパイナップルケーキを買いに、台湾のお店に行ってきました。
台湾土産のパイナップルケーキは、お土産に迷ったら買って間違いない定番のお菓子。
様々なお店がありますが、めちゃくちゃおいしいと評判かつ日本未発売のパイナップルケーキが手に入るという「オークラプレステージ台北 The Nine」に行ってきました。
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The Nineはどこ?
The Nine のパイナップルケーキは空港やデパートでは売っていないので、台北にある本店に買いに行かなければなりません。 いくらレアなパイナップルケーキと言えど、お店が遠くにあると買いに行くの面倒くさいな~と思うじゃないですか。 ❨おっと、サニーヒルズの悪口はそこまでだ……。今じゃ桃園空港や表参道で買えるし、私もお土産用に空港で買いました❩
でも、地図を見て安心した。
The NineがあるのはMRT中山駅そばの「オークラプレステージ台北」の一階。駅からのアクセスもよく、8:30~20:30まで営業している。 おまけに年中無休。 買いたいときに買えるのは、とても大切。
訪問のベストタイミングは帰国日
The Nine に行くベストタイミングは、帰国日。パイナップルケーキの賞味期限が半月ほどなので、なるべくなら帰国ギリギリに買ったほうがいい。
松山空港から帰る人はそのまま中山駅からMRTで空港に向かえばいいし、桃園空港を利用する人はリムジンバスかMRT台湾駅から空港に行けばOK。
バラ売りもしてるよ
12個入り、20個入りの箱でも売っているのだけど、12個もいらないので、バラで購入!一つ50元でした。
賞味期限が短いので、自宅用だと12個入りはもて余しちゃう。1つずつ購入できるのはありがたい。
こちら、2018/6/11に購入したパイナップルケーキなのですが、賞味期限は2018/6/30まで。 ❨中には6/18賞味期限のものもありました❩
お土産にするとしたら、すぐに渡せる相手じゃないときついですね。それか、自分用!
さて、食べてみよう
パッケージを開けたら、直にパイナップルケーキが入っているのか!ちょっとびっくりした。
サクサクなのにどっしりとした生地なので、食べている最中にポロポロとこぼれることがない。
ねっとりとしたパイナップル餡は、繊維っぽさが少なくて食べやすい。甘いのは確かなのだけど、しつこくなくていい。
高級洋菓子のようだと言われるのも分かる。お茶と一緒に食べると相乗効果で満足度がアップしそう。
ヌガーのパッケージもかわいいよ!
間違いなく女性受けするやつですね。もったいなくて開けられない。
こちらは賞味期限が1ヶ月と、パイナップルケーキより長め。プレゼント用にも良さそうですね。
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台湾・花蓮に行ったら70元持って、液香扁食のワンタン食べよ
ワンタンが好きだ。
ワンタンは良い。
つるっとした食感なのに、肉の存在感でしっかり食べた気になれる。
あっさりとしたスープもすてきだ。 最近は「こってり」とか「濃厚」なんてのは胃が受け付けないので、サラっとしているくらいがちょうどいい。
香港に行ったときは、1日1回以上のペースでワンタン麺を食べた。
なので、ワンタンが名物だという台湾・花蓮に行って、ワンタンを食べないわけがありませんよね!?
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ワンタンは花蓮の名物
台湾の東海岸にある街、花蓮。ここの名物は扁食ことワンタンというのは、先に書いた通り。
なかでも有名なのが「液香扁食店」というお店で、メニューは豚肉餡がしっかり詰まったワンタンスープ、のみ。
70元を握りしめて「ワンタンスープ!」と宣言すればそれで宜しいという、観光客にも優しいお店だ。ありがたい。
液香扁食店があるのは、大通りをずーっと歩いて、ちょっと小道に入ったところ。「有名なお店ですよ」と言われなきゃわからないくらい、質素なたたずまいの店構え。
雑誌やガイドブックのコピーを店に張り付けたりと、過度な人気店アピールがないのは好感度高い。
その分普通の食堂にしか見えないので、知らなければ通り過ぎちゃうよね。
訪問したのは、夕方16時半ごろ。広いイートンスペースには満席に近いぐらいお客さん。
中途半端な時間にこれだけ人が詰まっているのを見れば、液香扁食が人気店であるということがわかる。
ワンタン着丼
❨丼扱いでいいのか?❩
しばらく席で待っていると、ワンタンがやってきた。
おっ、容器のイラストかわいいなー。
セロリの香りが食欲を刺激する。お腹、空いたな~と改めて感じさせられた。
プラスティックのレンゲと小さなお椀をセルフサービスで持ってきたら、さっそく食べましょう。
ワンタンをかじると、豚肉餡のうまみがじんわりと口の中を支配する。
ワンタンの断面からは豚肉以外のものは見えないけれど、このうまみのもとはどこから来たのか。
豚肉本来の味ってこうだっけ?うーん、分からん。でも、おいしいから何でもいいや。
豚肉餡は脂身の少ないタイプ。この軽さが、あっさりしたスープに合っている。
味に変化がほしい人は、卓上にある酢や醤油、辛味噌などを使ってみても。
ワンタンをつるんつるんと口に運んでいたら、あっという間に平らげてしまった。あぁ、ワンタンが終わってしまうのが悲しい……。
1個1個はそれほど大きくないけれど、食べ終わると意外とお腹いっぱい。
花蓮の市街地を訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしいお店です。
ごちそうさまでした。
液香扁食の場所
こちらの記事からご確認ください。
花蓮の観光スポットと共にまとめています。
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