2018年6月の台湾旅行2日目。花蓮の朝市をぶらつき、あっという間に台北に戻る。夜市グルメを満喫するものの、雨降りで夜の散歩はできず……といった内容です。
前日の記事はこちら。
2018年6月台湾駆け足旅行記、1日目。 - 日々のこと
では、どうぞ!
目次
2日目午前❨花蓮朝市❩
夜市があるなら、朝市があってもいいんじゃないの?
Googleに問いかけてみると、重慶路という通り沿いで朝市が開かれているという。おっ、もしかしたら朝ご飯が食べられるかな?
地図を見てみると、民宿から歩いていけそう。カメラと財布、スマホを持って、サンダル履きでペタペタと向かう。
雨季の台湾は、朝から空気がじっとりと重い。はたして湿度は何パーセントなのか。Googleで検索してみると、80%らしい。
雨が降ってもいないのに、80%か。そんな世界もあるものなんだなあ……。
花蓮の住宅街は静かだ。 おっ、この窓枠かわいいじゃないの……!なんて写真を撮ってても怪しまれない。よかった。❨写真は下の記事にまとめています❩
遭遇した人の数よりも、野良犬の数のほうが多かったかも。
これは自ら散歩に出る犬です。
こっちは背中が痒いのを何とかしようとする犬。
小道から大通りに出ると、急激に賑やかになった。ここが重慶路だ。原付の群れがびゅんびゅんと走ってくる。
花蓮の朝市の様子はこちらにまとめています。
朝市を覗いた後は、再び民宿へ。
たった小一時間ほどの外出で洋服がびっしょりと濡れている。湿度80%すごい。
わずかな時間だけでも……と、チェックインまで洋服を乾かしていた。
民宿から出た後は、歩いて花蓮の街中に向かう。
メインストリート沿いのドリンクスタンドで購入した木瓜牛乳がおいしかった。
適当に入ったのでお店の名前は覚えてなかったのだけど、後から調べてみたら「Mio 米奧咖啡」というチェーン店でした。思い立ったらどこでもおいしいフレッシュフルーツジュースが飲める台湾、最強じゃないですか?
バスの時間までちょっと間があったので、花蓮文化創意産業区をぶらつく。
花蓮文化創意産業区というのは何かというと、元酒工場をリニューアルしたショッピングスポットなのですね。
写真映えする場所として有名なのか、建物前で自撮りをする人たちが次々に現れた。
バス停に戻ると、目の前の建物から男性が出てきた。
「日本人ですか?」
日本語だ。
駅までのバスを待っていると告げると、「えーと、次は11時51分ですね」と一緒に時刻表を見てくれた。
ちょっとした優しさがうれしい。
でもごめんね、待ちきれなくてタクシー乗っちゃった。
2日目午後❨再び台北へ❩
花蓮駅はリニューアル工事中のようだったので、これから花蓮に行く方はもしかしたらきれいな駅舎が見られるかもしれないですね。
駅前でジャイアントのお店を発見。ここで自転車も借りられるようです。
花蓮駅から街の中心部まで離れているから、自転車があると色々見てまわるのに便利そうだなー。
2週間前に台湾鉄道の切符を予約しようとしたところ、12時台の列車しか空いてなかった。
本当は15時台とか16時台くらいの電車に乗りたかったんだけど。花蓮-台北間のチケットは、狙っている人も多いのかもしれない。 まぁでも、雷を伴う大雨の予報だったし、台北にさっさと戻ってしまってもいいよね。
と、あきらめていたのだけど。
雨降らないやんけ……。
これなら夜のフライトで花蓮から台北松山空港に飛ぶ、でもよかったかもしれない。
というか、そっちのがよかったよなー。いくら街ぶらぶらの旅でも時間が足りな過ぎた。
駅前のセブンイレブンで購入したおにぎらずと、お茶を持って乗車。
車窓から見える風景は、霧で煙っていた。
Amazon Prime Videoからダウンロードしておいた動画を見ていたら台北に到着。
ふと気がついてしまったんですけど、自強号の方がLCCより足元広いよね。なんてことだ。
これは台湾観光局のゆるキャラ、Oh! Bear(臺灣喔熊)。かわいいな、こいつ……。
2日目夜
台北駅からぶらぶら歩いて寧夏夜市方面へ向かう。今日の宿は夜市の目の前だ。
荷物を置いてホテルを出ると、雨がぱらついていたので傘をとりにいったん戻った。
結果的にザバザバ降ってきたので、傘を持ってきて正解だった。
さて、寧夏夜市をどう歩くか。
屋台が出ている方向へ歩いていくと、10人ほどの行列ができている店を見つけた。どうやら人気の牡蠣オムレツの店舗らしい。
さっそく自分も列に加わってみる。
店を出ると、雨の強さが増してきた。傘と傘の合間を縫って屋台のある通りを歩く。
何も買わないのもつまらないので、海鮮入りの揚げ物とスイカジュースを購入。
大雨で客が少ないせいか、スイカジュースは半額にまけてもらえた。
セブンイレブンで水を購入するついでに、ウーロン茶味の煮卵を入手。
ウーロン茶味の煮卵は、日本でのおでんのようにレジ前で圧倒的な存在感を放っている。
むかしむかし10年以上前の話。
職場でしょっちゅう台湾出張に行く同僚から「台湾ではウーロン茶味の煮卵が売っている」と聞いて、ためしに自宅で作ってみたことを思い出した。
茶葉を適当に入れて卵と煮込む。
卵の殻も茶色になったけれど、鍋もしっかりと茶色に染まって洗うのに難儀した。
サンダル履きの足元をびちゃびちゃに濡らしながら、ホテルに帰還。
買ってきた海鮮入りの揚げ物、スイカジュース、ウーロン茶味の煮卵を平らげる。
海鮮入りの揚げ物がおいしかった。サクサクとした衣に、牡蠣とエビが入っている。甘辛いソースもあっていた。また食べたい。
スイカジュースが、しっかりとスイカの味がするのにも驚いた。スイカは水っぽくて、あまり味がしないようなイメージがあったから。
ウーロン茶味の煮卵は、見た目に反して癖のない煮卵だった。お酒のつまみにいいんじゃないのかな。内臓の調子がいまいちなので、ここ1か月半くらいノンアルコールな生活だけど……。
ホテルから地下鉄の駅が離れていることもあり、この雨では出かけようがない。
写真の整理をしたり、ベッドに寝転がりながらだらだらとタブレットで漫画を読んだりしつつ2日目の夜が終わった。