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「英語となかよくなれる本(高橋 茅香子)」を読んで、おそるおそる英語に近寄ってみる


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2015年に入ってからもう2週間。それとも、まだ2週間?今年の目標に「英語ができるようになる」なんて項目を入れた方もいるでしょう。私です。

昨年から継続です。いつになったらその目標は達成できるのか。そもそも「できる」ってなんだ…?

中学高校と6年間やって「ジュケンエイゴモヤバイデース」レベルだったのに、そこから○年ブランクがある社会人がちょろっと勉強してすぐペラペーラになるわきゃないんだよ!そんな頭があったらもうちょっと違う人生過ごしてるって!!

でも、今年は昨年よりもうちょっとレベルアップしたい。英語と仲良くなりたい…。

と、いうわけで「英語となかよくなれる本(高橋 茅香子)」を読みました。

 

英語となかよくなれる本 (文春文庫)

英語となかよくなれる本とは?

著者の高橋さんは新聞社に入社したものの、新人時代は暇で暇で。本でも読んでいなさい」と言われて本当にミステリー小説を読んでたのだそう。

「これから英語を使うんだし、英語の本を読んだら?」と年配の先輩から勧められて、会話が多そうなアガサ・クリスティの本を手に取ってみたらのだとか。

最初は手探りで読み始めたけれど、ぐいぐいと話の面白さに引っ張られる!

分からない単語が1ページの中に十も二十もあったけれど、辞書の助けを借りつつ読みきってしまったんだって。

そこから著者は洋書の世界にどっぷり浸かってしまうのでした。

と、いうわけで「英語となかよくなれる本」は英語の学習方法をまとめたような本ではありません。

翻訳家の著者が英語が苦手な人に贈る、「英語学習のとっかかり」となるような本を紹介したブックガイドです。

自分の趣味の本を英語で読んでみよう

英語と仲良くなるためには、自分の趣味にあった英語の本を片っ端から読むべし!と、英語学習の入り口になるような様々な種類の本を紹介しています。やさしい英語で書かれたミステリー小説から始まり、旅行ガイドや各種年鑑、コミック、専門職の人に向けた仕事のハンドブック、ハウツー本などなど!具体的に本のタイトルと内容がしっかり紹介されているので、ちょいとAmazonで検索してみるかー、なんてことができちゃうのがすてき。

よくある英語の問題集や英会話集って、読んでても面白いものではない。だからあんまり頭に入ってこないっていうのもあると思う。だから「自分の興味のある英語の本を片っ端から読んでみよう!」というのはいい考えだよね。

とはいえ、著者のようにいきなりペーパーバッグに突撃するというのは、私には無理だ。即討ち死にだ。ページの中に英語がぎっしりあるだけで、ウッ…てなるもの。それなりに絵や写真が多くて、私が興味が持てる本ってなんだろう…。

old farmer's almanacを買ってみた

まずは「英語となかよくなれる本」の中で紹介されていた「Old farmer's almanac」を購入してみました。日本語訳すると農業年鑑ってところかな?

The Old Farmer's Almanac 2019

The Old Farmer's Almanac 2019

 

 "keeping things fun and practical(面白くてためになる)"というモットーの本で、生活に必要な知恵や情報をぎっしりと盛り込んでいます。

各地域の年間天気予報、日の出日没の時間、料理のレシピ、テーマに沿った投稿エッセイなどなど、写真を交えて収録されています。

個人的に面白かったのは、広告ページかな!

農機具の広告はもちろん多かったのだけど、なぜかバイアグラ(のようなもの)の広告が目立ってた。

あと、一人用風呂ね!お風呂の中が椅子みたいに腰掛けられるようになっていて、座ったままシャワーが浴びられるという。不思議だ。しかし、お湯にドボンと浸からない人にはいいのかもしれない…?

こういう風に自分が面白がれるポイントがあると、読むのが苦痛になりにくいね。

子供向けの百科事典も面白い

あと、ブラリと入ったブックオフが洋書が充実してる店舗で*1。そこで子供向けの英語の本を購入。

Children's Encyclopedia

Children's Encyclopedia

 

こちらは英米の子供向けの百科事典。宇宙、自然、動物、歴史など幅広い分野についてイラストや写真を交えて解説しています。絵があると単語がスッと頭に入りやすくていいよね。
格好つけてろくに読めない大人向けの本を買うくらいなら、潔くまだ読みやすい子供の本を買おう!どうせ家でひっそり読んでるだけなんだから、子供向けの本を読んでても誰も笑ったりしないし。

簡単な英語の本を読んで自信をつけてみよう

それから日本人の英語学習者用に書かれた本も読みました。

こちらの本はびっくりするぐらい簡単に読めたので、英語学習の景気づけによいのでは。東京を舞台にゾンビが暴れ回る、ゲームブック形式の小説です。

Zombies in Tokyo (Atama-ii Series Book 2) (English Edition)

Zombies in Tokyo (Atama-ii Series Book 2) (English Edition)

 

英語で書かれた本を読むのって、ガリガリと問題集を解くだけでは得られない楽しい気持ちを味わえますね。英語の勉強にうんざりしそうなとき、趣味の本を手にとってみるのも気分転換によさそうです。

*1:中目黒店でした