これがソマリアの料理だ!初めて食べたソマリ料理に思わずニッコリ【写真あり】
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ソマリアの料理って食べたことありますか?
そして、ソマリ料理ってどんな味が想像つきますか?
私は全く想像がつきません……。
ソマリアというと、海賊とすしざんまいのイメージしか、ない。
そんな私ですが、ソマリアの料理が食べられるイベントが開催されると知って、「二度とこんなチャンスはないかもしれない!」と慌てて申し込み、参加してきました。
このイベント、なんと椅子が足りず「じゅうたん席」もできるほどの盛況ぶりでしたよ!
目次
ソマリア料理は「ンマ~イ!!」
この日用意されたソマリア料理は、こちら。パクチーが目立ちますね!ソマリ人は料理にパクチーを多用するのかな?
骨付き羊肉のぶつ切り入りの炊き込みご飯は、ビリヤニっぽい感じでおいしかった。ソマリアの料理は中東っぽさもあるという言葉で思い出したのが、「乙嫁語り」に登場する焼き飯のこと。あのプロフもこんな味なのかな~。
エスニック料理というと「味が濃い!」「スパイスきつい!」「辛い!!」みたいなものもありますが、今回提供されたソマリア料理はとても食べやすかったです。醤油と出汁主体の日本の料理とは違いますが、独特のスパイスの風味に異国情緒をかきたてられます。
職場の近くにソマリ料理レストランがあったら、ちょくちょく通うと思います。
写真にはないんですけど❨すみません❩、ボロネーゼ風のスパゲッティも食べました。かつての宗主国イタリアの影響もあって、ソマリ人はパスタもよく食べるんだそうです。
会場にはバナナが用意されていました。でも、このバナナはおやつじゃないんです。おかずの一部なんです。
細かく切って、おかずと一緒にバナナを食べるのがソマリ流なんだとか。
一緒に食べるのは緑色のバナナではなくて、普通に日本のスーパーで売ってる黄色いバナナですよー!これは衝撃的でした。
ハチミツとごま油を……?
ブレブレで汚い写真で申し訳ないのですが、「そうきたか!」と思ったのが、アンジェロという薄焼きパンのこと。主に朝食に食べるそうです。
クレープのような生地の少し酸味のある薄焼きパンなんですけど、ハチミツとごま油をかけていただきます。
「砂糖と油~!?そういう取り合わせアリ!?」と思いましたが、アリですね。大学芋だって、砂糖と油じゃないか❨?❩。これはコッテリにしてたべたくなりますね……。
ラクダの肉!
初めて食べました、ラクダの肉。 羊肉と比べるとクセがなく、食べやすいんじゃないかと思います。ミシッミシッとした歯応えは、しっかり肉を食べてる感があっていいですね。
ラクダ肉はどうやらAmazon で売ってるようですよ。気になる方は試してみて!
デザートはヤギのミルクで作られたバター「ギー」の味わいが
「ちょっとクセがあります」と、提供されたデザート「ソマリハルワ」。
ヤギのミルクの匂いは初めて体験したけれど、なんだこれは!と衝撃を受けますね。これが部屋中漂ってたら大変なことになるぞ。
口の中にもモワーンと広がるヤギのミルクの香り……。不味いわけではないんだけど、インパクトの強さに目を白黒させながら食べました。
アメリカ・ミネアポリスにはソマリアからの移民がたくさんって知ってた?
今回のソマリ料理イベントは、アメリカ・ミネアポリスのソマリ人街を取材した映像の上映会も兼ねていました。
ソマリ人のコミュニティーを訪れ、ソマリ人向けモールでショッピング。イスラム教のイベントに参加。ソマリ料理レストランで舌鼓を打つ。見ていると一緒にソマリ人街を楽しんでる気分に。
映像はYoutubeに公開されているので、以下に貼ってみますね。
ソマリ人女性とファッション巡り前編
今回向かったのは、ソマリ人向けのスーク・カルメルというモール。ソマリ人女性二人と、ショッピングを楽しみます。
ソマリ人女性とファッション巡り後編
イスラム教のお祭りに参加するためのドレスをモールで調達。そしてソマリ人女性が大好きな「ヘナ」を描いてもらうため、モールの美容室へ向かいます。
犠牲祭❨イスラム教のイベント❩とソマリ料理レストラン
ミネアポリス コンベンションセンターで行われたイード・アル=アドハー❨犠牲祭❩に、おしゃれをして参加!
このコーランを読み上げている人は、クウェートから来たというものすごくイイ声の持ち主。この人の声でお祈りできるからとおしゃれして来る人も多いそう。
そして、街のレストランでソマリ料理三昧!
ソマリ人がういろうを食べる
ソマリ料理レストランで食べたさにSomali Halwaというデザートがういろうそっくり!それなら日本在住のソマリ人にういろうを食べてもらい、感想を聞いてみようじゃないか!?
イベントのゲストは高野秀行さん
ソマリアに関する著作もある高野秀行さんがイベントの特別ゲストにいらしてました! トークタイムではソマリア取材のこぼれ話も。ソマリア料理が中東のものと似ているというのは、やっぱり地理的なものもあるんでしょうね。
高野秀行さんのソマリア関連本はこちらです
高野さんの著作は「誰も行かないところへ行き、誰もやらないことをやり、それを面白おかしく書く」をモットーとしているノンフィクション作家にしか書けない世界が広がっています。
各国料理を食べてみよう
今回のイベントの主催はe-food.jpという、世界の料理の総合情報サイト。
サイトでは、各国のレシピの紹介や東京にある世界各国・地方の料理が食べられるレストランのデータベースなどがあります。
私もこちらのサイトを参考に食べ歩きしてますよー!