東邦亜鉛安中精錬所へ。まるで要塞のような雰囲気のある工場でした
思いつきで電車に乗って、高崎へ。そこから信越本線に乗り換えて安中駅で降りる。
昨年ぐんまワンデー世界遺産パスであちこち移動した時、車窓から見えた工場の風景が気になっていたんだ。
東邦亜鉛、安中精錬所。
山にへばりつくようにして建っている要塞のような工場。これはぐっと来るでしょ……!
目次
東邦亜鉛、安中精錬所とは
東邦亜鉛は、亜鉛・鉛・銀の製錬を中心とする日本の非鉄金属メーカー。
安中駅を見下ろすような形で建っている安中精錬所は、駅のホームからもよく見える。
漫画『ハチミツとクローバー』の主人公竹本が実家に帰る時に眺めていた、あの工場、で記憶している人もいるかな?
近くまで歩いてみる
駅を出て、東邦亜鉛の近くまで行ってみよう。階段を上がり、県道217号線のJR新越本線を越える陸橋を渡っていく。
工場の近くには運輸会社があって、トラックに水をかけてジャブジャブと洗車していた男性が物珍しそうにこちらを見ていた。 と、いうくらい付近に人の姿がなかった。この日、雨でしたしね。
工場近くにある売店もおやすみの模様。辺りはひっそりと静まり返っていました。
工場の入り口付近。
カメラ側でフィルターをかけた写真なんですけど、怪しさが増しますねこれは……。
青い世界に浮かぶ要塞
だんだん日が暮れてきた。青い景色のなか、ぽつりぽつりと電灯が灯っていく。
ぐっと暗くなってきた。
安中精錬所で働いているんだけど、な方に遭遇
安中の駅でカメラを下げて歩いていたら、「いい写真、撮れました?」と声をかけられた。東邦亜鉛で働いているというおじさまだった。
「昔はもっと雲の中にいるような風景だったんだ。大きい建屋があったんだけど、なくしちゃってね。」
国の方針でこういった工場は残しているものの、以前と比べて工場は縮小しているのだそう。やはり海外勢による影響とのことで。
あっちの方が価格の面で有利だし、工場が無くなってしまうかもみたいな噂が出たりはすることもあるんだよね。 とはいえ、こういった系統の工場は土壌汚染の問題もあるから更地にするのもまた大変だ。
といったような話をして、それぞれ上りと下りの電車に乗って別れた。
ちなみに
日が暮れるまでちょっと時間を潰すかなーって思ったんですけども、安中駅には喫茶店などはありませんでした。
どうにかならないものかと付近を見渡してみたら、国道18号線の向こう側にマクドナルドの看板を発見……!
少し歩くとマクドナルドの他、セブンイレブンやカインズホームなどが並ぶ一角があったので、そこで適度に時間をやり過ごしました。
マクドナルド、行くの久しぶりすぎて何頼んだらいいか悩んだ。
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【五反田】胃に優しい味が嬉しい!台湾朝ごはん専門店「東京豆漿生活」に行ってきた
台湾ではお馴染みの朝ごはんという「鹹豆漿(しぇんとうじゃん)」をご存じでしょうか? 温かい豆乳にネギや油條と呼ばれる揚げパンなどの具材を入れた、塩味のスープです。
存在はしっていたものの、残念ながら食べたことがない……!果たしてどんな味なのか???と思っていたら、五反田に台湾の朝ごはん「鹹豆漿(しぇんとうじゃん)」が食べられるお店がオープンしてたと聞いていってきました!
お店の名前は「東京豆漿生活」といいます。
場所は大崎広小路駅から程近い西五反田エリア。大崎警察署や立正大学が並ぶ山手通りから小道に入って少し歩いた場所にありました。
鹹豆漿(しぇんとうじゃん)を食べよう
看板メニューの「鹹豆漿(しぇんとうじゃん)」は450円。酢の力によっておぼろ豆腐のようにぷるんぷるんと固まっています。
これを混ぜて、食べる!
ほんのりと温かく、優しい豆乳の味がする。アクセントに入っているラー油もいい味出してるわ~。胃に優しくこれは嬉しい……。
染み染みになった油條もうめぇ~。
「鹹豆漿(しぇんとうじゃん)」とあわせて、具入りの小さなパンのようなのを頼んでいる人が多かったので、私もひとつ。 甘いもの、おかず系とありましたが、大根入りの酥餅を選びました。
割ってみたら皮がパリッパリ! ポロポロに崩れてしまった……。
見た通りのまま具がみっちり入っていて、小ぶりだけど食べごたえあり。干しエビの旨味がたまんない。
量的には「鹹豆漿(しぇんとうじゃん)」とこの酥餅でちょうどいい感じ。 もしもお腹ペコペコだったらもう一品あっても入るかな~?的な量でした。
東京豆漿生活の詳細
- 店名:東京豆漿生活
- 住所:東京都品川区西五反田1丁目20−3
- 営業時間:8:00-14:00
- 定休日:日曜日
内臓がだるい感じの時って、お昼に何を食べるものか悩むことが多いのですが、候補となるお店が増えて本当にありがたい……!
タピオカ、豆花に続いて豆漿のブームもくるかな!?
To Walk Invisible(トゥ・ウォーク・インビジブル)を観た
暇な休日。Prime videoの「いつか見る」リストに入れておいた中から『トゥ・ウォーク・インビジブル』を観た。
女性が働くことがみっともないとされた時代、『嵐が丘』や『ジェーン・エア』、『ワイルドフェル屋敷の人々』などの小説を手掛けたブロンテ三姉妹の話。
この『トゥ・ウォーク・インビジブル』はブロンテ姉妹が主役なんですけども、話の中心にいるのは彼女たちの弟、ブランウェル。
こやつがほんっとどうしようもなくクズofクズで。
家庭教師先の奥さまと寝たのがばれて仕事をクビになり。 実家に戻ってきたものの、何もかもうまくいかない。 そうして現実逃避のためか、父親から金をせびっては酒に費やす日々。
唯一の跡取り息子がこれだし、父親だっていつまでも生きているわけではない。 どうやって生活していけばいいのだろう?
生活の糧を得るために考えたのが、姉妹が元々趣味で書いていた詩を出版社に持ち込んで、出版してみてはどうだろうか……という計画。
その詩集をきっかけに生まれたのが、ヴィクトリア時代を代表する小説なのだから、弟がいなかったら生まれなかったかもね……的なことを考えると……まぁ……みたいな気持ちになって、上げた拳をそっと下ろすしかないですね。
弟も弟で自分が得られなかった文学の才能に恵まれた姉たちにコンプレックスを抱いていたようだし。一概に悪く言えない(かもしれないけれど、映画では本当にダメな所しかでてこない)。
この映画で一番印象的だったのは、イングランド・ヨークシャー地方のムーアの荒野に立つ三姉妹の姿。これから私たちは自分の力で生きていく、という決意のようなものが見えました。
物語がひたすら、淡々と、静かに描かれるので、観ているこっちが追い詰められるような気分になってくるんですよね。
途切れることのない荒野の風景は美しいのだけど、どこか息苦しさもあり。
人にお勧めする映画ってハッピーエンドだったり、爽快感が得られる話が多いかと思うのだけど、たまには内省的な気分になる話にどっぷり浸かってみるのもいいんじゃないでしょうか。
そうそう、ヴィクトリア時代の服装や建物の内装など、ぐっとくるポイントもありますよ!三姉妹も変に華美過ぎないのがいい……!
『腐女子になって四半世紀経つとこうなる~底~懐古編』感想。古の同人オタク女子は「あった、あった」しか言えなくなるよ
『腐女子になって四半世紀経つとこうなる~底~懐古編』読みました。
いやー、90年代に青春時代を過ごした30代腐女子&オタク女子ホイホイな漫画でしたね……!
テレホーダイ、偽エンター、きり番、グラデ便せん、定額小為替、同人封筒などのキーワードに反応してしまう方にはグッとくる書籍だと思います。
目次
『腐女子になって四半世紀経つとこうなる~底~懐古編』ってどんな本?
古の同人オタク女子が昔懐かしのネタでひたすら盛り上がるエッセイ漫画です。
底のコミックスが出た時に使わなかったネームにペン入れしていつか同人誌にしようって思いつつ3年間放置されてたやつ… pic.twitter.com/HrlFPndLOr
— 御手洗直行 (@mitaraikamiori) November 16, 2018
インターネットのなかった時代のもどかしさ、そしてインターネット黎明期のはっちゃけっぷり。懐かしくて涙が出てくるよ。
作者のTwitterでほとんど読めてしまうので、正直お金を出してまで買うのは……と思ったのですが、書き下ろし漫画の紹介を見て購入を決めた。
高河ゆん先生へのインタビューがすごい
書き下ろしの内容は、同人界のレジェンド、高河ゆん先生に同人バブル時代の都市伝説について質問しに行くというもの。
高河ゆん先生は『キャプテン翼』や『魔王伝』などの二次創作の同人作家出身の漫画家で、商業誌での 代表作に『アーシアン』『LOVELESS』などがあります。
本日コミックス発売しました~
— 御手洗直行 (@mitaraikamiori) 2019年1月31日
腐女子になって四半世紀経つとこうなる~底~懐古編 御手洗 直子 https://t.co/JmKWvUewBu
ツイッターで上げてた懐古漫画のコミックスでっす。
描き下ろしは高河ゆん先生に『高校生で年収3000万円だったって本当?』って聞きに行く漫画です。(質問がグロい) pic.twitter.com/OYHJRT0m9u
質問の内容は、高校生で年収3000万とか、コミケ会場に銀行員が来ていた、黒いゴミ袋に突っ込んでおいた売上金を間違えて捨ててしまった……などの伝説は本当ですか?というもの。
肝心のゆん先生の解答なんですけど、予想をはるかに越えてて、わけが分からなくなりましたね……。
免許を持ってない20歳が車を持っていたとか、同人誌の締め切りを延ばすため印刷作業を覚えるなどなど。突っ込みどころが多過ぎてどうしたらいいんだ。
『腐女子になって四半世紀経つとこうなる~底~懐古編』はここから購入できます
同人バブル時代をもっと知りたい方に
高河ゆん先生の同人時代が気になる方には、『サイクランド―YUN‐KOUGA REVIEW CATALOGUE』に掲載されている自伝を読んでみるといいと思う。
同人時代は、漫画を多い時には月に500~600ページ近く描いていたというのも凄いけれど、眠気覚ましためにニトログリセリンを飲んでたというのも強烈ですよね……。そんな人がいるとか聞いたことなかったよ。
1991年と古い本ですが、同人バブル期の様子を知りたい方はぜひ。
2015年に発売された『高河ゆん漫画家30周年記念本 30 ――までだと思っていた道は、まだ先に続いている(といいな) (ZERO-SUMコミックス)』にもゆん先生の同人誌時代を語る対談やインタビューが掲載されているようです。
CLAMPの大川先生との対談とか気になるじゃないですか?
中国の田舎暮らしと料理の動画にハマる。延々と見続けられます。
最近、Youtubeで中国の田舎暮らしと料理のチャンネルを見るのにはまってしまいました……!
日々の参考にするというよりは、未知の料理に対する好奇心を満たすために見る動画ですね。
同じような材料を手に入れられないだろうし、万が一入手できてもこんなに手間隙かけられないわー!と、いうようなものです。
今回紹介するのは、中国雲南省と四川省に暮らす女性の暮らしと料理の動画。 料理だけではなく、中国の田舎の美しい風景も楽しめます。
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滇西小哥
中国・雲南省での暮らしと料理の動画を公開しているチャンネルです。 会話は特になく、淡々と料理をしている様子が流れるだけなのがいい。いつまでも見ていられる。
料理の材料などは漢字で字幕が出るから、なんとなく雰囲気は伝わる。
紹介している料理はどれも見たことがないものばかりで、一体どんな味がするのか想像もつかない。それが面白い。
云南过年菜:排骨是怎么做能吃上一整年的?【滇西小哥】 云南过年菜:排骨是怎么做能吃上一整年的?【滇西小哥】 - YouTube
李子柒
中国・四川省綿陽市でおばあさんと二人暮らしという李子柒さんのチャンネル。
中国の田舎の素朴で美しい風景も楽しめます。
下記の動画では、焼き栗やりんご飴、ヌガー、ドライマンゴー作りの様子を楽しめます。収穫から調理、パッケージングまでの一連の流れが美しい。
花生瓜子糖葫芦,肉干果脯雪花酥——年货小零食 A special program on New Year snacks 年货小零食特辑 -花生瓜子糖葫芦,肉干果脯雪花酥 | Liziqi - YouTube