在日セルビア大使館のバザーで、セルビア料理を堪能してきた。
【スポンサーリンク】
品川と五反田の間にある、在日セルビア大使館でバザーが行われるというので、行ってきました。
バルカン半島の国、セルビアの料理というのは馴染みがない方も多いかと思います。なにしろ、都内で食べられるお店がないから……!
今回のイベントではバーベキューやドリンクなど、セルビアの食も楽しめると聞いて、「これはなかなか無いチャンスだ」と参加してきたわけです。
目次
セルビアとは
セルビアとは、バルカン半島の内陸部にある、旧ユーゴスラビアが分裂して誕生した国のうちのひとつ。 面積は北海道と同じくらい。
場所はここ、バルカン半島の中心部です!
日本とセルビアとの初めての接触の正式な記録は残されていないようですが、俗説ではセルビアがオスマン帝国に支配される前の12~15世紀ごろには何かしらの接触があったと言われているそうです。
セルビア大使館の場所
品川と五反田の間、御殿山エリアの住宅街にセルビア大使館はあります。
JR品川駅からだと高輪口を出て、御殿山方面へひたすらまっすぐ国道1号線を歩いていきます。 御殿山の交差点まで来たら、あとはすぐそこ。
五反田駅や大崎駅からも行けなくはないけれど、ちょっと遠い。
バーベキュータイム!
私が着いたのは、ちょうどバーベキュータイムが始まった頃でした。
大使館の庭でひたすら肉を焼いています。煙もくもく。期待が高まる……!
焼いているのはセルビア人の方かな?お肉を求めて並んでいるのは、ほぼ日本人と思われる。
お食事コーナーに限らず全体的に日本人の参加者が多かったので、大使館イベントだからと臆することはない。
15分ほど並んで確保。
パン、辛いミートボールと付け合わせの紫玉ねぎ・キャベツ。オレンジ色のものはタラモサラダ的何か……❨何だろう?❩。
ミシミシっとしたミートボールは、お肉を食べてる感があってよかったですね。
セルビアのベリーを使ったドリンク
これはセルビアのベリー入りノンアルコールモヒートです。
ミントが大量に入っていることもあって、甘すぎずさわやか。
恐ろしく暑い日だったので、あっという間に飲み干してしまいました。肉とパンで口の中がカサカサだったので、救われた……。
セルビアはブルーベリーやブラックベリーなどベリー類の大産地で、なかでもラズベリーは世界最大輸出国なのだそうです。
アルコール類はビールやセルビアのワインが提供されていました。
私は知らなかったのですが、セルビアではワインの醸造も盛んなようで、バザーの商品としても販売されてました。
私はワインはあまり飲まないので購入しなかったけれど、試してみてもよかったかなー。ちょっともったいなかった。
こちらのテーブルに並んでいるのは、ドイツのジンなのだそう。
セルビアでもジンは造られているとのことですが、残念ながら日本には入ってきてないのだとか。
バーベキューの反対側ではクレープの提供も。10人以上待ちとのころなので、あきらめてしまいました。
大使館の庭の片隅には石灯籠があって、「やっぱり、庭と言えばこれなんだな」って……。
室内では、セルビアの軽食の販売も。 これは、プロヤというセルビア風コーンブレッドです。
具はチーズとピクルス。甘くなくて、軽い食感です。
小腹が空いたときにちょうどいい大きさ。
検索してみたら、プロヤのレシピを紹介しているブログ記事を見つけました。
主な材料はとうもろこしの粉や小麦粉、卵など。日本でも手に入る材料でつくれますね!
室内ではバザーも
室内では、日本初のセルビア料理本を出版するためのバザーも行われていました。
発売予定は、2018年11月初旬。2018年9月ごろにクラウドファンディングを実施する予定だそうです。
最後に
都内にはセルビア料理が食べられるお店がないので、このようなイベントで触れることができたのはラッキーでした!
ちなみに、以前渋谷のBinowa cafeでセルビアのお菓子を食べたことがあるのですが、ここのお店はメニューが月替わりなのですよね……。
上の記事にも書いたように「いくらでもお代わりしたくなる味」なので、どこかで食べられたらいいのになー!