新しい職場で自己紹介することになった
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さて、どうしましょ。と、悩んでいるのは、職場のミーティングの中で、自己PRの時間を頂いてしまったからなのです。
新しい職場に移って一週間ちょっと
同じチーム全員が女性という今までにない環境に戸惑いつつも、何とかやっていけそうな手応えを感じています。
週に1回、同じ課のもう一つのチームと合同でミーティングを行っているのですが、そこで「次回のこの時間は、りささんの本格的な自己紹介をお願いします」と指名を受けてしまいました。
そう言えば、ちゃんと自己紹介するタイミングってなかったもんね。でも、本格的ってどうしたらいいんだ!
いくらフランクな会とはいえ、準備しておかないと…!
自己紹介のヒントを本に求めてみた
助けて!と、図書館にかけこんで「伝え方」に関する本を数冊借りてきました。
そのうちのひとつが、『話すスキルUP すぐできる! わかりやすい説明の仕方』です。
この本では、あるセミナーで自己紹介を兼ねて一分間のスピーチをしたというシーンが登場します。スピーチのテーマは「仕事や趣味を通して自分を紹介する」こと。
まさに、私への宿題として与えられたテーマと同じじゃないか。そう思いながら読み進めていくと、セミナー参加者のAさんの自己紹介が例として挙げられていました。
Aさんの自己紹介は、自分の仕事について説明しているうちに時間切れ。Aさんの仕事についてなんとなく分かったものの、残念ながらAさんがどういう人なのか伝わりませんでした。
ここでやらなくてはいけなかったのは「仕事や趣味を通して自己紹介をする」ということで、「仕事や趣味を紹介する」ではありません。
聞き手が求めているのはその人がどんな人なのかです。
ここで思い出したのが、以前に読んだ『今日からあなたには仕事がありません』のこと。その本では主人公が自分自身のレジュメ(職務経歴書)を作成して上司に提出したところ「私がレジュメに求めているのは、職歴を羅列した意志のない”自分辞典”ではありません」と返されてしまう、というシーンがありました。
このAさんの自己紹介は、自分辞典を読み上げているだけの状態というわけですね。
『すぐできる!わかりやすい説明の仕方』では、自己紹介について、以下のように定義しています。
自己紹介とは、自分自身のことを説明することで、自分の特徴を知ってもらい、印象付けることです。
そして、最後にこのようにまとめています。
「聞き手は何を知りたいのか」をふまえた上で、自分がしって欲しいことを考えて話さなければ伝わらない、この現実は心得ておくべきでしょう。
この本では結局のところ「自己紹介について、これが正解!」という答えは載ってなかった…。ヒントはあげたのだから、自分で考えろってことですね!
職場の方たちが、自己紹介で知りたいこととは?
職場の方向けの自己紹介なので、どんな風に仕事に取り組んできたのか(これからどう取り組んでいくのか)ということが、やっぱり気になるところなんだと思います。
そうすると、仕事で苦労したところや工夫したところを交えつつ紹介してみたらどうだろう。どういう所に力を入れてきたのか付け加えることで、仕事への向き合い方をアピールできたらなー、と。
それから、今の仕事と過去の仕事を関連付けて、こういうこともできるよ、とウザくない程度に紹介できたらいいね!
どちらも月並みだけど、ただの自分辞典よりはまだ深みがでるかな?
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この記事に引用した『今日からあなたには仕事がありません』の紹介記事です。レジュメや面接のヒントが参考になる本でした。