もっふもふの動物がかわいい福田幸広 写真展「ぼくらはみんな生きている！」―動物たちの幸せの瞬間―を観てきました
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世界中の動物の幸せを感じる瞬間をとらえた福田幸広さんの作品展「ぼくらはみんな生きている！」―動物たちの幸せの瞬間―を観てきました！もふもふした動物がいっぱいで、多幸感で頭の中がいっぱいになってしまいました。これはヤバイ。品川駅そばのキヤノンギャラリーSで、5月11日まで開催中です。
この写真展のキービジュルアルは、巣穴からひょっこりと顔をだした子うさぎちゃん。口周りのふわふわとした毛が、モフり欲をくすぐりますね…！
「ぼくらはみんな生きている！」―動物たちの幸せの瞬間―では、11年間にわたりキヤノンのEOSシステムを使って撮影した作品を展示しています。100点近い写真に囲まれていると、まるで動物園に来たかのような錯覚をしてしまいそうです。実際のところは、仕事の昼休みに急いでお昼をかっこんでやってきたんですけどもね！
ギャラリーの奥には4Kムービーの上映も行われていました。時間切れでそちらは見られなかったのですが、後ほど行ってくる予定です。
追記：
福田さんが撮影したというムービーも観てきました。まず思ったのが、4K映像って本当に鮮やかなのね！ということ。まぶしいほどの緑やごつごつとした岩の質感、ふわっふわとした毛皮の質感がくっきりと伝わってきます。「ちょいと見てくるか」気分で行ったというのに、映像の世界にすっかり入りこんでしまいました。
ニホンザルやヤギ、リス、イノシシなど様々な動物が、自然そのままの姿を見せてくれます。毛づくろいしているところですら、かわいらしい。もちろんかわいいだけではなくて、厳しい環境の中暮らしていくことの大変さも伝わってきます。雪の中肩を寄せ合うサルたちの姿が印象的でした。
福田幸広さんの簡単なプロフィール
福田幸広さんは、1965年生まれの動物写真家。1994年に初の写真集「Life」を発表して以来、現在まで20冊以上の写真集・写真絵本などを届けてます。優しい視点で動物たちを捉えた写真は、イギリスのBBC Wildlife photographer of the year2014など様々な賞を受賞しています。
私は「山もいいけど、海もいい！」をモットーに好きな生き物がいれば山へでも海へでも出かけてゆき、たっぷりと「時間をかけて撮影を楽しむというスタイルを貫いてきました。それは生き物たちの生きている証を撮影したいという思いからです。
（「ぼくらはみんな生きている！」―動物たちの幸せの瞬間―パンフレットより）
自然の動物を相手にする撮影は過酷です。20日間でわずか1分間しか撮影できなかったという動物もいたのだそうです。動物はこっちの都合は聞いてくれないとはいえ、あんまりだ！と言いたくなりますね。
うちの実家の猫って、写真を撮ろうとすると顔を背けやがるんですよ。そして「ンモー、こっち向いてよー」って説得を試みて無視されたりしているわけです。でも、そんなのでがっかりしているようじゃ甘かった。自然の動物はまず、そう簡単に姿を見せませんからね…。
実家の猫＆うさぎ写真↓
私のお気に入りの写真
「ぼくらはみんな生きている！」―動物たちの幸せの瞬間―では、展示してある写真をコンパクトにまとめたパンフレットが無料でもらえちゃうのです。入場料も無料なのに、太っ腹すぎる…！と、いうわけで私のお気に入りの写真をふたつ紹介したいと思います。
まず、一つはフォークランド諸島で撮影したという、シェンツーペンギンの群れ。フォークランド諸島というのは、アルゼンチン海上にあるイギリス領の諸島。
薄明かりの中、たくさんのペンギンの影が姿が浮かび上がります。この美しさはこんなちまっとした画像じゃなくて、実物を見て味わって欲しい。
冬の貴重な食料である木の実を取ろうとしているニホンリス。雪の白と、木の実の赤のコントラストがたまんない。そして、冬毛のリスのなんて愛らしいことよ！
自然をテーマにした写真展は、高崎市美術館で開催された「ナショナルジオグラフィック展」以来。動物の愛らしい姿というのは、見ていて心が暖かくなりますね。仕事の合間に駆け足で見ることになってしまいましたが、十分リフレッシュすることができました！
イベント詳細
福田幸広 写真展
「ぼくらはみんな生きている！」―動物たちの幸せの瞬間―
- 日時：2015年3月27日～5月11日
- 場所：キヤノンギャラリーS
- 休館日：日・祝・5月2日
- 入場料：無料
- 最寄駅：JR・京浜急行 品川駅*1
- イベント公式サイト:キヤノン：キヤノンギャラリー｜福田 幸広 写真展：「ぼくらはみんな生きている！」－動物たちの幸せの瞬間－
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