鼻からの胃カメラ検査体験談。検査中は地獄の苦しみ、終わった後は副作用で眠い
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職場の健康診断メニューとして「胃の内視鏡検査」が組み込まれているのを見て、正直冗談かと思いたかったですね。
❨悲しい話なので、せめてきれいな花の写真でも…❩
地獄の苦しみだった
結論から言うと、胃の内視鏡検査は二度とやりたくない。
病院の受付で「鼻からカメラを入れた方が楽という方が多いです」と言われた。もしかしたらそうなのかもしれないが、「鼻からでこの苦しみようなら、口からカメラを入れたらどうなっちゃうの…」と思うくらいに辛かった。
胃カメラの準備
胃カメラ検査は、ベッドに寝転んだあとに両鼻穴に局所麻酔のゼリーを注入されるところからスタートします。左右入りやすい方の鼻からカメラを入れるので、両鼻穴を麻酔するんだって。
大量の鼻水が突然生まれたかのような、居心地の悪さがあった。麻酔は喉の方に流れ落ちていくもの、鼻穴からダラダラと垂れるものの二パターンに分かれた。ダラダラ垂れる方は看護師さん❨?❩が拭いてくれる。喉に流れていく方は「うぇっ、マズー」とか思いながら飲み込むしかない。後から思ったのだけど、鼻から垂れるに任せてないで、喉の方になるべく送り込んだ方がよかったのかも。
しばらくすると、どちらの鼻の穴の方が通りがよいか確認され、短いチューブを鼻の穴に差される。これは別に苦しくはない。
さて、本番の胃カメラだ
15分くらいすると順番が来たようで、胃カメラ挿入の部屋へと案内された。
ベッドでの体勢は、横向きで膝を抱えるような形となる。
あらかじめ突っ込んでいた短いチューブを抜くと、本番だ。胃カメラさんのお出ましだ。
「!?!?!?」
ヌーっと鼻の奥へとチューブが差し込まれる。と、強烈な刺激に喉の反応が止められない。
要するにオエっとなります。しかも、強烈なのが二回ぐらい。体全体で胃カメラを拒否してるような激しい嘔吐反射だ。
そういえばわたし、えずきやすいたちなんだよな。鼻から垂れてた分の麻酔のゼリーを喉に送っていたら、もうちょっとマシだったのだろうか。
胃カメラを入れている間、看護師さんがそっと背中を撫でてくれるのがありがたい…。
涙は出る、口から液体*1がダラダラ流れでる。鼻からはチューブが延びている。客観的に見ると相当ひどいものですが、お医者さんにとっては「なれたもんよ」ってところでしょうか。あ、口元にはよだれ受けようなものがあるので、流すに任せて大丈夫でした。
胃カメラが到達したあとはえずくようなことはありませんでした。ただ、挿入時に体力を使いまくったのか、放心状態で寝転んでいましたけども…。足を抱えることも忘れてました。
胃カメラ退場
胃カメラを抜くときは、オエっとはなりませんでした。ただ、鼻水が結構出ますね。鼻に異物入れてますし。
鼻は強くかまなければ大丈夫と言われました。鼻血が出ちゃうかもしれないから。
胃カメラ、その後
局所麻酔だから身体には影響はないだろう。そう思ってたのですが、30分くらいすると強烈な眠気が。緊張感が緩んだせいでしょうか。
健康診断の後は仕事だったのですが、全然頭が働かなかった。30分くらい昼寝したけど、やっぱりだめだった。
エナドリで対抗しようかと、試しに飲んでみた。失敗だった。体は興奮しているのに眠くて仕方ない。どうしようもない状態で午後の仕事を片付けた。
ウトウト眠っている間に終わる胃カメラというのもある。実際、そっちの方式で胃内視鏡検査を受けたという同僚もいる。
病院を選べるのなら「寝てる間に胃カメラ」の方を選びたいところだけど、「⚪⚪さんはここ、××さんはここ」と、総務からお達しがくる方式なので、運を天に任せるしかない。
悲しいことに次の健康診断も胃カメラが約束されている。
どうか、来年は寝てる間に胃カメラが終わる方の病院で健康診断となりますように…。
*1:よだれとか、鼻水が流れてきたものとか…