日々のこと

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圧倒的質量で読者の胃袋をぶん殴る料理漫画『めしにしましょう』❨小林銅蟲❩を読みました


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小林銅蟲先生の『めしにしましょう』を読みました。

いやぁ、面白かった。

私の日常の食卓とは異なる世界を見せつつも、日々の食事の可能性を広げてくれる…かも?というさじ加減が読んでいて楽しい。
 
めしにしましょう(1) (イブニングコミックス) 

いや、風呂を調理器具として使うのはハードルが高すぎて無理だな!❨お湯を60度台に保つのも難しい❩

めしにしましょう』のざっくりとしたあらすじ

毎日が修羅場の漫画家・广大脳子❨まだれだいのうこ❩の職場にて、チーフアシスタントを務める"青梅川おめが"が主人公。

彼女が广先生のMP❨やる気❩を回復するためのメシを作る「アシ飯」漫画です。

登場するのは、だいたいスケールが大きすぎる料理です。我々の想像を軽く越えてきます。それは一体どういうことか。

質量です。

暴力的かつ、頭の悪くなりそうな質量で攻めてきます。

要するに、肉が山です。

残念ながらわたしは、肉の山を嬉々として平らげる年代は過ぎてしまった。20代前半に『めしにしましょう』に出会っていたら、これらの料理にチャレンジしていたでしょうか。いや、パーティーでもやらないと片付かないぞ、この量は…。

登場する料理リスト

レシピの掲載はありませんが、概念図はあります。

  • ローストビーフとポテトピュレ
  • スッポンのフルコース
  • 超級カツ丼
  • 肩ロース氏
  • 肉あんかけチャーハン
  • ブイヤベース的なもの
  • 絹かけ丼
  • 冷やし汁なし坦々コシャリ
  • ハモの手まり寿司
  • パタン的なもの

このラインナップから、「ご飯がおいしくて幸せ♡」というありがちな料理漫画ではないことがうかがえるかと思います。

読んでから読む?

この漫画の原案として読むことができるのが、小林銅蟲氏のブログでしょうか。

作者の小林銅蟲先生は、「累 ―かさね―」の松浦だるま先生のチーフアシスタントも務めています。

ブログでは職場にて作成した料理の姿を見ることができますが、漫画のようなカッ飛ばしたメニュー群が襲ってきます。一部では、超級飯テロとしても知られていますね。

映画やドラマでは、「❨原作を❩読んでから見るか、見てから読むか」問題があると思いますが、小林銅蟲氏を知らない方は「読んでから見て」ほしいところ。先にブログを見ちゃうと、漫画を読んだときの驚きがちょっと薄れてしまう気がするので!

残念ながら私は氏のブログの愛読者なので、「オッ出ましたぞ!例のアレ!!」みたいな気持ちで読み進めました。ブログの特徴として、個性的すぎる文章と独特な写真があります。すてきです。たまにわけわからんことになってますが、それが良い。

電子書籍だと、試し読みもできます。

小林銅蟲先生のブログ